美容師、ブライダルコーディネーター

Question

美容師、ブライダルコーディネーターこんにちわ！
静岡県に住んでいる高校２年男子です。

自分は将来美容専門学校に進学したいと思っています。
そして将来美容師になるかブライダルコーディネーターになるか迷っています。

いきたい専門学校にブライダルコースというのがあるのですが、そこに２年通うとブライダルコーディネーターだけでなく、美容師の資格を取る権利も与えられます。

そこで考えたのですが、美容師を本業とし、ブライダルコーディネーターを副業として働くことはできるのですか？
わかる方はなるべく詳しく教えてください。お願いします。

Answer 1

ブライダルコーディネートコースに2年通うと美容師の資格を取る権利が与えられる。。。というところがちょっと理解ができませんが、一般論として。

ブライダルコーディネーターの多くはホテルや専門式場で正社員または契約社員として雇用されて仕事をしている場合がほとんどで、とても多忙な業務なので、とても美容師の片手間に出来る仕事ではありません。
また、美容師も特に新人の間は朝早くから夜遅くまで雑務に追われることが多いようです。
さらにどの業界でも正規雇用されている場合は副業を禁止しているケースが多いので、かなり困難なのではないでしょうか。

もちろん美容師の資格を持っていて、フリーでブライダルコーディネーターをやっている人もいますが、そういう方はかなりの年数色んな経験を重ねた上でやっておられる場合が多いようです。

いずれにしても、美容師、ブライダルコーディネーターとも専門学校を出たからといってすぐにバリバリ仕事が出来るわけではないので、本気で考えているなら長期計画で頑張ってください。

夢が叶うといいですね。

Answer 2

現実的な話を申し上げますと、美容師はすでに飽和状態であり、現在は収入や将来性において続けるのが困難な職業です。

一年目で半数以上が辞め、３年後には７割近くが辞め、１０年後には一割程度しか残らないそうです。
また、頑張って残ったとしても、平均年収が２６０万円前後と結婚等々を考えると非常に厳しいかと思います。
（全職業の平均年収が４２０万円前後だったと思います）

アメリカとカナダの美容室の件数が両国足して約１０万件前後。日本国内だけで２２万件、就業美容師は４５万人前後。
ちなみにコンビニは約４万５千件です。

美容業界で儲かっているのは美容学校だけでしょう。
脳内お花畑美容師は若者の大切な未来を勢いでしか考えてくれません。

やりたい事をやらずに後悔するより、やってから後悔したほうがいい。
世間知らずの美容師達はこんな無責任な台詞を平然と吐きます。
美容師を数年やって時間を無駄にし、そこから転職しようとしても後の祭りです。
就職戦線が大変厳しい状況であるのはご存知かと思いますが、美容師以外の職業スキルが全くない状況で転職しようにも正社員として採用されるのは難しいと思います。（美容師は前述の通り人材使い捨て業界なので、美容室への就職はそう厳しくないでしょう。どこかしらスタッフ募集はしています）
世間では美容師経験を社会経験として認知してくれません。
美容師は美容師をしない限り何の職業スキルもないのです。
接客レベルもお粗末なものです。

自分の都合の良い情報だけを鵜呑みにして将来を決めるのではなく、見たくない聞きたくない情報も収集したうえで、ご自分の大切な大切な将来を決めて頂けたら、と思います。
現在は一年、二年のロスが致命的になってしまいます。
また、街中の美容室を外から客観的に見て下さい。
土日でも店内に閑古鳥が鳴いている店舗が多数です。

現在、日本の人口は減少しているのです。
それにも関わらず、日本国内の美容室は人口が日本の倍以上あるアメリカの倍以上あるのです。
すでに業界自体が破綻しているといっても過言ではありません。

良く考えてみてください。
社会は綺麗ごとだけでは生きていけないのです。
「やりがい」という言葉だけに騙されてはいけません。
自分の労働の対価としてどれだけの収入を得るかが最重要なのです。

但し、美容師という業種が絶対にお金を稼げないというわけではありません。
極僅か・・・・稼いでいる人がいるのも事実です。

数字の上ではそうなる前に辞める、または続けても底辺の年収で転職も出来ずにズルズル続けざるを得ない美容師が大勢いるという事です。