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戦闘機のパイロットの運動能力について 空飛ぶ広報室において 「戦闘機のパイロットより過酷な職業は無い」と言ってい…

戦闘機のパイロットの運動能力について 空飛ぶ広報室において 「戦闘機のパイロットより過酷な職業は無い」と言っていたと思います それは上空で圧力?がかかったり一瞬の迷いなどが失敗に繋がるから ということで良いのでしょうか? 仮に有事で戦闘機を使うことになったら危険なのは自分自身だから? (このようなことが起こらない日本にするのが大切というこは承知済みです) 無知人間ですので… わからりやすい回答よろしくお願いします!

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回答(5件)

  • ベストアンサー

    「戦闘機のパイロットより過酷な職業は無い」 考察しました(ちなみに原作小説は大変良かったのですが、ドラマ...) ①スクランブル(国籍不明機の接近に対し緊急発進)は、最近通常業務みたいなイメージとなってますが、世界空軍共通の認識として「実戦」です。 航空自衛隊のパイロットは世界一、実戦経験がある、という事になります。(米軍パイロットも回数を聞いて驚いた、という逸話が) いつ相手機が武器を使用するかも知れず、かつ領空侵犯を阻止しなくてはなりません。「まさか撃たないよね?」とは誰も考えていないそうです。 こちらが撃った時、それは作戦失敗、という認識です。平和的に追い返すのが作戦成功。 【精神的過酷】 ②戦闘機での旋回は最大で9Gの重力です。一般的なジェットコースターの回転中で4~5G。2倍の重力がずっと身体にかかるイメージとなります。その中で首を左右に回し、手足は操縦装置へ。と言う事で体力負担。 基地の食事では、パイロットは航空加給食といい、一般メニューの他にもう一品給食されます(たいていはプリンとか)。 【身体的過酷】 ③飛行訓練はまっすぐ飛ぶだけ、はあり得ず、常に戦闘を意識した機体の操縦となりますので②のような状態が続き、複雑な操縦操作を要求されます。墜落事故、はこの激しい訓練中にほとんどが発生しています。殉職者も二桁となります。 【死の恐怖】 ④パイロットの中でも戦闘機がもっとも身体的な能力維持が必要となりますので、適性検査にて戦闘機不可→輸送機へ、もしくはP免にいつなるか、という恐怖が。 【職種喪失恐怖】

  • 「戦闘機のパイロットより過酷な職業は無い」 このかっこいいセリフは、 単なる広報ですね。 ドラマなので、 嘘というほどのことではないのですが、 所詮フィクションであり、 事実ではありません。 世の中、過酷な職業は色々あります。

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  • ま、その通りですね。最大9~10G程度のGはかかりますし(といっても数秒ですが)、判断の迷いや誤りが死に直結する職業ですからね。ですが、最も過酷な職業かというとそれは見方によります。一種のプロバガンダですね。

  • 戦闘機はその超強力なエンジン(20万馬力以上)により、すさまじい加速力・トップスピードをもっています。そのパワーのまま、敵戦闘機と戦う時には急旋回を行い相手より優位な位置に付こうとします。この時、重力加速度=Gがかかるのですが、これが最大9Gという数値が体にかかります。9Gがかかる急旋回を行えば、遠心力などによって体重の9倍の力が体にそのままかかってくるわけです。60キロの人なら540キロの力が体に加わるのです。また血液も偏ってしまい、頭のほうに血が行き過ぎれば眼球中の毛細血管が圧力により破裂し細かい内出血状態(レッドアウト)になります。レッドアウトになるとパイロットの視野は赤くなるそうです。逆に下半身に血が行き過ぎてしまえば脳にめぐる血液が足りなくなり、視野が狭くなるグレイアウト、そこから最悪意識を失うブラックアウトにもなります。特にブラックアウトになれば戦闘機はそのまま落ちてしまいますから、下半身に血が行き過ぎてしまうことは避けなければなりません。そこでGスーツといって、下半身全体を空気圧で締め付けて血が偏らないようにする補正具を付けています。また高空では気圧・酸素濃度が非常に低く、エベレストをはるかに超える高度(15000m)を飛ぶためにコクピット内は与圧・酸素マスクで補助をしています。しかしこれも万全ではなく、脳の働きも地上にいるよりも落ちてしまいます。 そういう状況で複雑な戦闘機の操縦をし、さらに敵と戦うという過酷な状況におかれる戦闘機パイロットは過酷な職業なのです。実戦においては一瞬の判断ミスが死を招きます。平時においては少しマシだけど、それでもミスは死に直結しているのです。 実際にパイロットを経験した人の著書を読んでみるといいです。航空自衛隊なら岩崎貴弘氏の「最強の戦闘機パイロット」がお勧め。また戦前でもパイロットとしての基本は同じです。ゼロ戦エースパイロットだった坂井三郎氏の「大空のサムライ」を読んでみてください。いかに過酷な世界かわかりますよ。

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