解決済み
リハビリの実習について現在,2回目の実習期間中です.どちらのバイザーさんにも,「何を考えているか分からない」と言われました. 患者さんにはよくなってもらいたいと思うけど,観察・治療に対する結果を捉えられず,結果アセスメントも簡素で自分の考えが見えないものになってしまって,毎日がその繰り返しです. 評価,治療してきて,分からないことだらけですが,具体的にどこがわからないのか・・・自分でもよくわからず,バイザーさんに質問があるか聞かれても,何もいえなくなってしまいます. そんな私にも,バイザーさんは毎日いろいろ助言・指導してくださっています.しかし,バイザーさんの助言が出来ていないことを責められているいるようにしか聞こえず,もう嫌だという気持ちでいっぱいになったりします.バイザーさんからは,指導してもそれに対するアクションが薄いから,教える気もなくなってくる、何でもいいから言葉にして欲しい.と言われてしまいました. 今のバイザーさんは本当に親切な方で,ここまでしてくださる方はいないんじゃないかと思うと,ちゃんとしないとと言う気持ちでいっぱいなんですが・・・自分でもどうして考えられないのか,言葉に出来ないのかわからないんです. このままでは,バイザーに迷惑をかけ,患者さんに迷惑をかけ,自信もなにもつけられずに実習が終わってしまいそうです. ここでも自分の考えが上手くまとまっていなくて,何を言いたいのか,わかりにくい表現になっていると思うのですが・・・ 残りの実習を有意義なものにするには,私はこれからどうあるべきでしょうか.
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PT14年目のモノです。 (PTなので、PT目線での回答になっています。) 学生さんが「分からないことさえ、わからない」という状況になるのは、よくあることです。 おそらく、「観察・治療に対する結果を捉えられず、結果アセスメントも簡素で自分の考えが見えないものになっている」というのが、今の状況・・・、そのものなのだと思います。 まずは、自分が行った観察・評価(レポートでいう情報収集~動作分析までの過程)の結果から、目標や問題点、良い点などを明確にし、治療プログラムを立案する努力をしてください。そして、全てにおいて、導き出した根拠を述べられるようにしてください。 あくまでも、考え方の例ですが。。。 人工股関節置換術の術後において、外転枕を外すタイミングについてどう考えますか? 私が指導していた学生さんに上記の質問をすると、「一般的に○○術後に外すという文献があるから(もしくは、プロトコルの問題)」とか、「医師の指示のもと看護師が外してたから」・・・とか、よく答えていました。 もちろん、医師の指示は重要ですが、ただ単にそれだけでもダメなんです。PTとしての根拠に基づく考えが欲しいですね。 文献に書いてある日数やプロトコルというのは、あくまでも一般的な話なのです。術式により侵入経路(切っている筋が違う)も違いますし、そうなると脱臼肢位も違いますよね?また、既往歴や術前の状態でも個人差というものが生じてきます。 それでは、自らが行った評価の中から、外転枕を外せる根拠を考えると、股関節外転の筋力がどの程度であれば脱臼の可能性は低くなるのか、筋を切ることにより脱臼のリスクが高くなるという事は、筋などの損傷を受けた組織の修復にはどの程度日数がかかるのかとか、そういうことも考えなくてはいけません。 上記のように考えると、観察や評価に不十分な点があれば、目標や問題点などを導き出し、治療プログラムを立案する過程で矛盾点が生まれます。どうしても辻褄が合わなくなりますので、自分の不十分な所も見えやすくなりますよ。 そして、バイザーには、素直に「貴方が考えた道筋」を説明すれば良いのです。途中まででもいいのです。言葉が詰まるところ、それが貴方の躓いている所なのですから。ここから先が、どうやって考えればいいのか分からないと、伝えて助言をしてもらってください。 あと、治療内容においても、一言に「ストレッチ」といっても、何秒を何回なのか、医学的根拠が必要です。文献を調べてみると、ストレッチの秒数にもバラつきがありますよ・・・。 頑張ってくださいね!終わらない実習はありませんから。
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