教えて!しごとの先生
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精神疾患を患った経験のある人や現に精神疾患を持っている人が、精神保健福祉士として働くのは大変困難なのでしょうか?(勿論病…

精神疾患を患った経験のある人や現に精神疾患を持っている人が、精神保健福祉士として働くのは大変困難なのでしょうか?(勿論病気の程度によるかもしれませんが) 実習や就職の際に、病気を打ち明けるのは言語道断だと聞きました。 ピアサポートなどは当事者だからこそ、出来るのではないかと考えます。 採用者が精神疾患というキーワードで、不採用にするのは、(採用者の気持ちが分からなくもないですが)如何なものかとも思います。 又、一つの機関で病気を打ち明けると、他の機関にも伝わり、さらに就職困難だとも聞きました。 狭い業界というか閉鎖的な業界だと思いました。 ユーザーさんの利益の為に、精神保健福祉士などは働いていると思うのですが… 皆さんの御意見を伺えたら幸いです。

補足

そもそも障害者施設の職員さん達は、障害者手帳を持っている方を〔精神障害者(精神疾患を有する者)〕と捉えているのか、病院に通っている方も同様に捉えているのか気になります。 又、治療の最終段階として薬を止めて数ヶ月がたっていて(良好)も精神障害者とみなされるのでしょうか?

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    【補足に対して】 貴方の質問文を読んでいて、ひとつ気になる点があります。それは「精神障害者」という言葉をひとつのレッテル(我々はスティグマと呼んでいます)として捉えているように思える点です。 世間一般ではそのような考え方・捉え方をする人たちが数多くいるでしょう。 しかし我々福祉職はそのようなレッテル貼りは致しません。 何故なら、人間である以上誰しも精神障害者(精神疾患を抱えている人)になる可能性があるからです。 精神保健福祉士を含む福祉職は精神障害者に対する偏見を持っていません。 もし偏見を持っているとしたら、福祉職としては失格です。 精神障害の特性は、ごく一部のものを除き、障害と疾病の両方を抱えていることにあります。 例えば、統合失調症や躁鬱病などの場合、日常生活や社会生活を送る上で通院と服薬は欠かせません。 断薬すると症状が再燃してしまうのです。 逆の見方をすれば、通院と服薬さえきちんとしていれば、普通のいわゆる健常者となんら変わりがない人たちであると捉えています。 我々精神保健福祉士は上記のような精神障害の特性を教えらます。精神保健福祉士ではない職員も同じです。 「通院と服薬」、これが精神障害者施設を利用するうえでの大前提となります。 施設の利用希望者には、「通院と服薬」を守るようにと約束してもらいます。全国すべての事業所がそのような約束をしてもらっているはずです。 >そもそも障害者施設の職員さん達は、障害者手帳を持っている方を〔精神障害者(精神疾患を有する者)〕と捉えているのか、病院に通っている方も同様に捉えているのか気になります。 よってこの質問の答えは、「精神障害者=医療を必要としている方」と我々は捉えている、ということになります。決して悪い意味でそのように捉えているわけではありません。偏見を持っているからではありません。 >又、治療の最終段階として薬を止めて数ヶ月がたっていて(良好)も精神障害者とみなされるのでしょうか? 医師の診断の結果、治療を止めている方(治癒した方)の場合、障害が残っていなければ精神障害者ではありません。 例えば軽度のうつ病の場合、短期間通院もしくは入院を続け休養を取れば治癒する場合があります。 このような場合は精神障害とは言えません。よって精神障害者とはみなしません。 もうひとつ言えることがあります。それは治癒した場合でも障害が残ることがあるということです。 例えば、高次脳機能障害や脳梗塞で精神障害者になった人たちです。この場合、精神障害の原因となった病が治癒していれば、医療(通院と服薬)は必要とはしません。 先に述べた大前提「精神障害者=医療を必要としている方」の例外となります。 そのような人たちにもリハビリは必要です。リハビリを行うための利用者ということになります。 以上です。 うつ病歴12年以上の精神保健福祉士です。障害厚生年金3級です。 精神障害者と対象とした就労継続支援B型と相談支援事業所の職員を兼務しています。 >精神疾患を患った経験のある人や現に精神疾患を持っている人が、精神保健福祉士として働くのは大変困難なのでしょうか? もちろん人によって違うでしょうが、私の場合、正直言って常勤ですと困難です。常勤として採用されたのですが、1年半後にダウンして週4日勤務となりました。 その1年半後にまたダウンして週3日勤務となりました。 今、体調はいいです。週3日ならば続けられそうです。 仕事は、相談員です。グループワークやケースワークをやっています。具体的内容は、 ●年金や生活保護の受給支援、 ●病院への受診同行、 ●利用者の金銭管理、 ●生活相談 ●就労支援 ●ケースカンファレンスへの参加 などです。 >実習や就職の際に、病気を打ち明けるのは言語道断だと聞きました。 そうですね。最初から病気のことを打ち明けたら不採用になるでしょう。そこで精神保健福祉士として働きたいのであれば、病気のことは秘密にすべきです。 私の場合、トライアル雇用から始まりました。病気のことは隠していました。 3ヶ月が過ぎ、本採用となる前に病気のことを打ち明けました。理事会にもそのことが検討されたのですが、反対者は出ず、本採用となりました。 自分で言うのもなんですが、3ヶ月間の実績が買われたのだと思います。 >ピアサポートなどは当事者だからこそ、出来るのではないかと考えます。 確かにその通りです。自分の経験(無理をしたら仕事が続かないという事実、薬についての知識、精神障害の特性など)は精神障害者の支援に役立ちます。実感としてそう感じます。 でも今の職場では私が障害者であることを利用者に打ち明けてはならないと念押しされています。 ピアサポーターの希望者が多く、その希望者を採用しないのであれば不公平感が出るからかもしれません。 >又、一つの機関で病気を打ち明けると、他の機関にも伝わり、さらに就職困難だとも聞きました。 私の勤務地の精神障害者の福祉施設のなかに統合失調症の精神保健福祉士がいます。彼のことは他の機関の職員のみならず利用者たちも知っています。 本当に狭い業界です。 でも彼にも実績が有り、退職を迫られることは決してありません。 実績さえ残せれば、仕事は続けられます。これは紛れもない事実です。 >採用者が精神疾患というキーワードで、不採用にするのは、(採用者の気持ちが分からなくもないですが)如何なものかとも思います。 私もそう思います。 精神障害者だからこそできること、役立つこともあるはずです。 精神疾患ということだけで不採用にすることには抵抗を感じます。でも現実はそうなっていると思います。 短時間しか働けない精神障害者が多いことは事実です。正直致し方ないことでしょう。 現実がそうである以上、精神障害者である精神保健福祉士が取るべき方法は、自分の能力を過大評価せず、無理のないパートから仕事を始め、どこまでできるかを自分で見極めることが大切だと思います。 精神障害者の支援を行っている事業所には、福祉の心を持つ理事や上司、同僚が多くいます。 諦めることはないと思います。短時間からでもいいので、実績を積んでから自分の障害について打ち明ける、これが現実的な方法ではないでしょうか。 そうすれば、職場の上司や同僚の理解が得られます。 少なくとも私の場合がそうです。自分で言うのも気が引けますが、他の職員からの理解は得ていますし、頼りにもされています。 2度目のダウンの際、事業所に申し訳ないと思い退職願いを出しましたが、所長は引き止めてくれました。8ヶ月前のことです。 そして現在に至っています。 以上です。

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