大学院へ行く価値

Question

大学院へ行く価値以下の情報から経済系大学院に行く価値があるのか、ご意見を頂きたいです。

・現在30代前半
・製造業間接部門で経験7年
・製造業から会計業もしくは製造業の原価計算部門への転職を希望
・高校と大学は工業系

目標の一つとして税理士を目指しています。
現在科目合格なし。簿記2級はあり、簿記1級は11月の受けます。
前回の税理士本試験、全国模試は受験済。
全国模試は簿記論：上位12％程度、財表：上位35％程度でした。

大学院の担当になってくれそうな先生とは面談済。
合格の可能性はある程度有りそうです。
不合格の可能性もありますが、合格前提でお願いします。

考えられるメリット
・税理士試験一科目免除（狙いは税法）
・簿財以外の会計の知識の充実
・独学での学習が、経済系大学院の入学という形で証明できる
・経済系大学の修士という信頼性のある証明が得られる
・新卒で就職活動できる（実際には中途扱いされるけど応募ができる、企業次第）
・基本給が1～3万上がる
・努力次第で人脈ができそう
・学歴ロンダリング（偏差値ベースで+10程度

特に工業系の大学からなので、
ある程度評価されるのではないか？と考えています。

デメリット
・独学期間を含めれば無職期間が4年
・卒業後に30代中盤、会計業の実務経験ゼロ
・奨学金で借金300万以上（学費自体は135万程度）
・多分地元に根付くことになりそう
・結婚は基本諦める、可能ならする

入学試験は2月であり、不合格であれば10月から2月までの5ヶ月間が無駄になります。

デメリットの上3つが大きいですが
働きながらであれば無くなります。
ただ、2年での卒業は厳しいように感じており、
制度を利用して3年掛けて卒業になるかも知れません。
現実に、会計業での経験ゼロの現状で、
更に残業の自由が利かない学生を雇う企業は…
普通に考えれば無いですよね…。
一応普通に就活するよりは採用の可能性の高い紹介口を知っているので、
そこから薄給覚悟で求職活動はする予定です。

また、自分としては結婚はしたいと考えていたので諦め切れない所もあります。

税理士は目的達成の為の目標の一つであり絶対のものではありません。
しかし、自己満足のためには取得は避けられないと考えています。

ベストは働きながら通学することだと思います。
ただ、他人の目から見れば働きながらであっても
大学院に行くメリットはあまり無く思えるのではないのかと考えてしまいます。

かといって現状で入れる会計事務所へ入るための努力をするか…？
よく分からなくなってきました。

些細な事でも結構です。
ご意見頂ければ幸いです。

Answer 1

いろいろ考えていらっしゃるようですごいなと思いました。
しかしメリットと言っている事項に甘い部分があるようにも思いました。

・経済系大学の修士という信頼性のある証明が得られる
⇒文系大学院卒の新卒修士はあまり価値があるように扱われないことが多々あります。修了後、新卒レベルの知識、スキル習得までしか至らないようであれば同じように価値を認められないと思います。
・新卒で就職活動できる（実際には中途扱いされるけど応募ができる、企業次第）
⇒意味のない新人扱いと思います。30歳未経験と34歳新卒では良し悪し微妙で個人的には前者の方が良く感じます。
・学歴ロンダリング（偏差値ベースで+10程度
⇒社会人経験が無い人たちを評価するのに学歴を使われるケースはありますが、30代半ばの人を学歴で判断することはほぼありません。

主観的意見が入っていますので、肯定的にとらえていただいても、否定的にとらえていただいても構いませんが、そのような印象を十分受ける状況ということです。

Answer 2

文系大学院修了者です。
多少難関大ですが、学部600人くらいで大学院にゆくのは
数人です。ほとんどメリットがない、いやむしろ一生正規の仕事に
つけない、と思っているからです。

質問者の大学院に行くメリット

独学での学習が、経済系大学院の入学という形で証明できる
→もし役にたつとしたら見合いのときくらいでしょう。

・経済系大学の修士という信頼性のある証明が得られる
→中卒と大卒なら差がありますが、大卒大学院は関係なし
日ごろの行い、実績で信用の有無が決まります。

・新卒で就職活動できる（実際には中途扱いされるけど応募ができる、企業次第）
→大学院修了者は大卒と一緒に就職活動します。
早慶クラスでも25歳を過ぎたら求人なんてないですよ。あっても書類落ちです。

・基本給が1～3万上がる
ストレートで大学院を修了し、新卒で入社すればの話です。

最後に、私の修了した院は学部は難関ですが、大学院の経済、人文科学系は
研究計画書さえ書けば、ほぼ全員合格です。
表面上、不合格者はいますが、それは受験しなかった人です。