経営コンサルタントについての質問です。 自分は数学と経理が好きで、将来はコンサルタントになりたいと思っています。そこで…

Question

経営コンサルタントについての質問です。
自分は数学と経理が好きで、将来はコンサルタントになりたいと思っています。そこで、いろいろなところから情報を集めていたのですが、ある本にこんなことが書かれていました。

「コンサルタントをするにあたって重要になるのは経験である。最初からコンサルタントを目指すのではなく、一度就職してからの方が社会の知識が身につき、かえって成功する」と。

この本に書かれていることは本当でしょうか？

また、少し違った話になりますが、経営コンサルタントをするにあたって、持っておいたら得という資格があったら教えて下さい。

回答、よろしくお願いします。

Answer 1

質問者さんの意図しているコンサルは監査法人のような会計系のコンサルでしょうか。または戦略コンサルティングファームでしょうか。
それによって若干答え方は変わりますが、その本に書いてあった記述はどちらにせよある程度納得できます。

資格、例えば会計士だとすると、世の中に多くの有資格者が存在します。そのような飽和状態でコンサルとして活躍するには、資格＋αが必要ですよね。その＋αが実務経験から得られる知見や、それによって生み出されるその人独自のモデルです。

その影響は会計系、戦略系、ＩＴ系、どのコンサルでも重要ですが、おそらく 戦略＞ＩＴ＞会計という形で影響を受けると思います。
不確実性の大きさや、その分野で確立された知識体系と業務の関係から私はそう思います。

ただし書籍の記述に反する例を挙げることも容易です。
マッキンゼー、ＢＣＧ、PwCなどで新卒で就職した人がコンサルとして成功できないわけではありません。敢えて新卒コンサルを支持するならば、コンサルは特定の会社への深い知識よりも、特定の業界やコンサル特有の短期間でクライアントの業務支援を行うことが求められます。
新卒でコンサルになり、特定の企業ではなく、多くの企業にコンサルに入ることでコンサルに求められる特有の知識をより速く吸収できるともいえます。

ですので、その本の記述はその本を書いた人の経験則ではそうなのでしょう。しかし、それが貴方にもそれがあてはまるとは限りません。ただし、新卒でコンサルに入ると大変なのは確かです。クライアントはあなたが新卒であろうと、ＭＢＡホルダーであろうと、関係ありませんので、その要求に答えられなければなりません。
そのような要求にこたえられるのはやはり最初からコンサルではなく、特定の企業で実務経験を積んだ方がよく、本に書いてあったような記述になるというのも分からなくはないです。
長々と書きましたが、つまり、いかに経験を積むかが問題であって、方法論の問題です。私は最初からコンサルを目指すのも問題ないと思いますよ。特にマッキンゼーやＢＣＧに新卒で入社できるような人材ならやっていけるでしょうし。

経営コンサルタントに必要な資格は特にありませんが、ＭＢＡホルダーは多いですよね。会計を中心にコンサルを行うなら会計士の資格は必須ですし。
質問者さんは数学や経理が好きということなので、数字から攻めるよし、論理的思考力をいかして戦略コンサルするもよし、ご自身の進路を考えれば良いと思います。
ただいずれにせよコンサルは特定分野に関しての圧倒的知識が必要になるので、キャリアプランを自ら上手くコンサルしてください。
少しでも参考にしていただければ幸いです。

Answer 2

コンサルの仕事が何かから考えてみてください。

企業が、コンサルを必要とする、理由は、自社に、不足している、経営資源を補うと言う意味がほとんどです。

資格については、職権のある仕事に就いては、資格者が必要ですが、
コンサルの場合、もっと幅広く、企業から要求されます。

もっと言いかえると、資格を越えた仕事が、コンサルの仕事です。
当然、コンサルに資格は必要ありません。
大学の教授に、資格がないのと同じです。

コンサルに依頼できるような会社は、基本的に優良です。
その経営者も、優秀と考えていいです。

その人たちに、資格程度で、納得が得られるかというと、、、
どうでしょうね（笑）

質問には、
社会を知識にするかは、本人次第です。
普通の一般の社員では、出会える場面、使えるかねが少なすぎるような気がします。
ある程度、若いうちは、無謀なこともできない（笑）と、難しいような気がします。

経験を、積まないとと言うのは確かなことですが、その方法が問題ですよね。

一応、資格と言うのなら、MBAを取っておけば、いいのではないですか。