医師です。 適切な治療を行うためには、正しい診断が必要です。 勿論、すべての疾患が方程式のように診断がつくわけではありません。 正しい診断には、問診、診察、検査などを適切に、迅速に行う必要があります。 更に患者さんに、治療効果を高めるため、疾患の説明も行います。 医師には大きく分けて臨床医と、研究に携わる医師がおり、 患者さんの診療を行うのは臨床医ですが、医学の発展のため 研究を行う医師もいます。 全国に80校の医学部があり、大学の中の医局と言う部署に殆どの医師は 何らかの形で以前かかわったか、現在かかわっています。 それぞれの大学に循環器内科とか小児科とか精神科とかの医局があります。 医局は教授を頂点に、助教授、講師、助手(助教ともいう)、医員、研修医 といったピラミッド構造で、構成されています。 医師になるには大学の医学部医学科を卒業し、医師国家試験に合格せねば なりません。これにより、厚生労働省から医師免許が交付されます。 なお、医師免許があれば、どの科の医療行為もできます。 しかし、国家試験を合格して、一人前になるのに、およそ10年以上はかかります。 以上、大変大雑把で、わかりにくい説明とは思いますが、ご参考になれば幸いです。
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