高校3年生の女です。 私は将来、高校の体育教師になりたいです。 いろいろ調べて教師になるのは難しく甘くないことは…

Question

高校3年生の女です。

私は将来、高校の体育教師になりたいです。
いろいろ調べて教師になるのは難しく甘くないことは理解しています。

今は大学について迷っているのですが…
愛知、岐阜、東海地区を希望しているのですが、教員採用試験には名前が売れている大学でないと受かりにくいですか？

自分が本気で頑張れば名前が有名でない大学でも教員になれますか？

また、岐阜の教員になりたいです。

分かることがあれば何でもいいので
教えて下さい！
お願いします！

Answer 1

公立の採用試験において、出身大学は関係ありません。その人に実力があれば、合格できます。
岐阜県で勤務したいなら、岐阜県で採用試験を受けて下さい。

Answer 2

＞教員採用試験には名前が売れている大学でないと受かりにくいですか？

公立教員の場合、大学名は関係ありません。私学教員の採用では有名大出身者が有利になることもあるようです。

＞自分が本気で頑張れば名前が有名でない大学でも教員になれますか？

なれますよ。頑張り次第です。

ただ、「有名でない大学」から教員を目指すことは苦労が多いです。以下その理由。

教員採用試験の筆記試験は一般教養（中～高１程度の５教科＋α）、教職教養、専門教養（保健体育の内容）の３科目が課されます。一般教養は、当然ながら中高で良い成績を取っていた人（≒有名大学出身者）が有利です。教職教養は、大学の「教職に関する科目」の内容と概ね一致します。レベルの高い大学では教員採用試験を意識してレベルの高い講義をすることもできますが、そうでない大学では学生に単位を取らせるために講義のレベルを下げなければならない場合もあります。

また一般論として、誰でも入れるような大学では周囲に「頑張って勉強しよう」とする雰囲気があまりありません。そうした環境で頑張って勉強するには強い意志が必要です。たとえば国立の教育大学や教育学部なら、周囲に教員を目指す人がたくさんいますので、自然と「頑張らないと！」という気持ちになるでしょう（実際、教員採用試験でも教育大学・教育学部出身者の合格率は一般大学より高い）。

最初に「大学名は関係ない」と書いたのは、たとえば、一流大学のＡさんが６０点、三流大学のBさんが６１点なら、Bさんが採用されるという意味です。この場合、大学に入学してからＢさんはＡさんの何倍も努力したと考えられます。もしＢさんがＡさんと同じ程度しか努力しなかったら、きっとＢさんは合格出来なかったでしょう。

まだ大学受験まで５か月あります。今からでも遅くありません。懸命に努力して少しでも上の大学を目指しましょう。努力して成功する体験を積むことは、４年後に教員採用試験を受けるときにも、教員になって子どもたちに話をするときにも、きっと役立ちます。

岐阜県の採用情報については、こちらが参考になるでしょう。岐阜は面接重視なので、大学３年くらいになったら面接対策も始めると良いでしょう。
http://www.kyodo-s.jp/link_50todou.html

下記ノートで関連事項も詳しく説明していますので、よろしかったらご覧ください。
《学校の先生になるには》
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n32310

（mugiwara_31さんへ）