解決済み
特殊部隊について 映画『海猿』を観て、初めて特殊救難隊という特殊な部隊がある事を知りました。海保と自衛隊は全く違う職業ですか?自衛隊も陸・空・海とありますが、海保と海上自衛隊のお仕事は被らないのでしょうか。 気になって、この日本に他にどんな部隊があるのか調べた所、特戦?という部隊がある事を知りました。海保で言う特救隊は海での救難では最後の砦だと。特戦はいつ、どんな場面で、どのように活躍するのでしょうか? この日本にそんな人が居るなんて知らなかったです…頭が上がらないお仕事されている方がいるんですね。
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実際には『特殊救難隊』という特殊部隊は存在しません。海上保安庁内での正式な組織名は、単に『第三管区海上保安本部羽田特殊救難基地』とされています。『特殊救難隊(特救隊)』及び『特殊海難救助隊』と言うのは、単なる愛称となります。また『特殊部隊』というのは、言葉の意味として『武装組織において、通常戦力とは別個に編成され、特殊な訓練を受け、特別な装備を持つ部隊』となっており、厳密に言うと『特殊救難隊』は特殊戦闘訓練を受けていないので特殊部隊ではありません。しいて言えば『人命救助のエキスパート集団』と言えばいいでしょうか。 自衛隊との棲み分けですが、両者とも『日本国民の生命と財産を守ること』という使命は一緒ですが、それぞれの『主任務』が異なっております。自衛隊は『我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、直接侵略及び間接侵略に対し我が国を防衛すること』を主任務としている『防衛組織』である一方で、海上保安庁は『国内(領海と公海も含む)における海上の安全および治安の確保を図ること』主任務とした『警察・消防組織』で、大きな部分では任務は重複していません。 が、周知のとおり海上自衛隊も海上保安庁も、同じ捜索・救難業務を行っております。これはどちらも『日本国民の生命と財産を守ること』を目的にしているので、人命救助に関しては業務が重複しているのです。ただし、実際に捜索・救難業務で使用する船舶や装備に違いがあるので、現場の状況に合わせて互いにメイン/サポートの立場を変えながら、協力し合って人命救助に臨みます。 『特戦』ですが、正式には『特殊作戦群』と呼ばれる陸上自衛隊習志野駐屯地に駐屯する、中央即応集団の隷下部隊です。ちなみに、陸上自衛隊初、かつ唯一の特殊部隊です。(但し、特殊作戦群が創設されるまでは特殊部隊と呼ばれるものはありませんでしたが、特殊作戦部隊としての性質を有した部隊があります。) 特殊作戦群の現時点における主要任務は対テロ及び対ゲリラ作戦であるとされていますが、将来的にはアメリカ陸軍特殊部隊(グリーンベレーやデルタフォース等)と同様、他国における特殊偵察や直接行動、情報戦などの多様な任務を遂行可能な世界水準の特殊部隊を目指していると言われています。ですが、この部隊の詳細は、高度な防衛秘密として訓練内容はおろか、任務内容も公表されていないので、上記に記したことはあくまでも推測ですので、あしからず。 この他にも日本には主に、以下のような特殊部隊が存在します。 ■海上自衛隊→→特別警備隊(SBU) ■航空自衛隊→→基地警備教導隊 (BDDTS) ■海上保安庁→→特殊警備隊(SST) ■海上保安庁→→特別警備隊(SSTの支援を行う特殊部隊) ■警察→→→→→特殊急襲部隊(SAT) ■警視庁→→→→銃器対策レンジャー部隊 ■警視庁→→→→総理大臣官邸警備隊 ■埼玉県警→→→銃器対策部隊所属突入部隊(埼玉県警察RATS) ■静岡県警→→→静岡県警察機動隊(静岡県警察SRP) ■皇宮警察→→→特別警備隊 ■各県警本部→→原子力関連施設警戒隊 【補足】 ↓下の方が『行政組織に特殊部隊(コマンド部隊)などあり得ないです』と書いておりますが、実際は同じく行政組織である警察と同様に、海上保安庁にも『特殊警備隊(SST)』と『特別警備隊』という、対海上テロの特殊部隊が存在します。 また、航空自衛隊の航空救難団は基本的には、自衛隊で発生した墜落事故などでの機体・乗員の捜索救難・救助活動を主任務としています。これは、自衛隊が保有する装備には極めて高度な防衛機密が含まれていることがあり、場合によっては日本のみならずアメリカ等の防衛機密も漏洩させてしまう可能性がある為です。なので、警察・消防・海保にはない高価な機材や装備や医官を保有しています。時には民間人の救助も行いますが、あくまでも他の機関からの災害派遣要請があってから出動します(緊急を要する場合は、その限りではありません)。 ですから、確かに特救隊が遭難したら航空救難団が捜索・救助をするかもしれませんが、だからと言って日本で一番と言うわけではなく、逆に航空救難団が窮地に立たされたら警察・消防・海保が救助をするでしょう。『どれが』一番ではなく、『どれも』一番なんです。どの救助隊も持っている装備の中でベストを尽くしているのです。
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もともと、海保は自衛隊と一緒になるのをいやがった組織ですよ。また、行政組織に特殊部隊(コマンド部隊)などあり得ないですね。 ヘリによる救難は航空自衛隊救難隊が一番練度の高い組織です。海保が救難最後の砦とは海猿のコマーシャルメッセージとしては使えますが、リアルな世界で海保の特救隊が厳しい条件で遭難したら、助けに行くのは空自の救難隊しかいません。 補足 私が言うところの「特殊部隊」は軍事的なコマンド部隊を指しています。名称としての特殊部隊は行政組織にもありますが、軍事的な作戦を行うものではありません。想定として他国の軍事コマンド部隊が日本国に侵入して、行政組織の特殊部隊と対峙した場合、彼らが「行政組織の特殊部隊」を殲滅するのに、どれほどの時間を必要とするでしょう。 他の救助組織があきらめるような厳しい条件下で出動した空自救難隊には、非常に危険を伴う現場となることは間違いないと思います。さて、そのような現場で、もし救難隊が遭難したとしても、行政組織の救助隊が入っていくでしょうか。個々の隊員には救難隊に負けない気力、体力があったとしても、おそらく所属する行政組織(海保・消防・警察・・・)は出動を許さないと思います。それが救難救助の「最後の砦」として知られる航空自衛隊救難隊の所以ともいえます。
ま~空自には、救難隊でのレスキュー部隊もありますよ。 海難での遭難事故でも、災害派遣要請等がされたら&されれば 実働での出動での多さ等です。 その他では、冬山登山での遭難者救助にも、よく行って (出動をして)いますよ。警察での山岳救助隊でも 無理!、 な時にはね。 もっとも・・・海保と空自での保有での、ヘリコプターでの 性能差等の現実度もありますがね。 特戦、ま~多分、陸自での特殊作戦群での部隊での 事とは思いますがね、 特殊作戦群は、レスキューは基本的にはしません。 対テロ対策等が主任務での特別部隊なのでね。 詳しい事は、防衛秘密事項なので書いて答えれませんのでね。
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