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高等工科学校と一般曹候補学生の違いについて質問します。 何故?一般曹候補学生は廃止されたのに、高等工科学校は廃止さ…

高等工科学校と一般曹候補学生の違いについて質問します。 何故?一般曹候補学生は廃止されたのに、高等工科学校は廃止されなかったのですか? どちらも、若くして3曹になるというコンセプトは同じはずなのですが? この両者の何が違ったのでしょうか? 高卒後直ぐに、一般曹候補学生に合格した場合。20で三曹。 高等工科学校の場合。19で三曹。 大して変わらなくないでしょうか? 一般の高校に行った方は、一般曹候補学生があったおかげで、早く三曹になる事ができて、陸自のパイロットの夢を実現できた方もおります。 今では、陸自のパイロットは今後高等工科出身の独占になると予想されています。 この両者の継続と廃止の違いについて、できるだけ詳しく説明してください。

補足

PS.一般曹候補学生出身者は使えないと言われていますが、高等工科出身者は使えないと思われていないのでしょうか? 何が違ったのでしょうか?

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    「経験年数」の差でしょう 生徒出身者は3年間かけて自衛官としての基礎を学びます。4年目の過程では身分は陸士長なのですが、初級幹部課程の教育なども受けています。一応、設置目的は「技術系陸曹の育成」となっていますが、実際には「技術系幹部の育成」となっているようです。大半の生徒出身者が幹部になります。(家庭の事情などがない限り)つまり部内選抜幹部の育成が現実の姿なのです。 ヘリコプター操縦士に関して言えば、生徒は3年生になった時点で「候補者」が選抜されています。つまり将来の職種が航空整備に振り分けられているのです。航空整備科で実際にヘリコプターの整備をしながら、陸曹操縦課程の合格を目指す道筋が与えられていることになります。これは少年工科学校設立以来の伝統であり、陸上自衛隊ヘリコプターパイロットの王道だそうです。(戦車の操縦もこれに近いものがありますね) 海・空のように航空学校を持たない陸自においては、操縦士を手駒の中から育成する必要性があります。適性を見極め若い段階から「純粋培養」の中で育成を始めるのでしょう。 一方で、曹学出身者は約2年で「陸曹」になれましたが、4年間の教育を受けて来た生徒出身者とは経験の差が大きいです。将来に関しては更に「選考により部内選抜」で幹部に挑戦して行きます。幹部への道は、生徒出身者とは比べ物にならない難関だと思います。こちらは現場で働く陸曹の育成が本来の目的だったのでしょう。曹学出身者で幹部になっている人は、個人の素養がとても優れている人や、とても努力した人なのだと思います。 陸上自衛隊生徒制度の存続事由は「若くして才能を看過し適性に応じて育成する」ことにあるのだと思います。50年以上の歴史の中で、この方法が成功を維持していることも大きいと考えます。陸自の中では防大に並ぶ「学閥」を形成していることも大きいのでしょう。防大卒は「幹部の学閥」ですが、生徒卒は「下士官から将官までのフルラインアップ学閥」で一部は防大卒の学閥にも入り込んでいるのです。

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