リストラ(整理解雇)やすぐに従業員を解雇する会社って言うのは未来がある会社ですか？ それとも未来が無く、いつかは潰れる…

Question

リストラ(整理解雇)やすぐに従業員を解雇する会社って言うのは未来がある会社ですか？
それとも未来が無く、いつかは潰れる会社ですか？

Answer 1

企業が景気の波に敏感になって、景気が良いと沢山雇って、景気が悪くなると容易く解雇をしてしまう、そのような社会が望ましい世の中とは到底思えません。

企業にとってみたら、存続するために益のあることかもしれませんが、従業員にとってみれば、入社しても何時リストラを言い渡されるのかと戦々恐々になってしまいます。

会社に未来があるかと言えば、グローバルにみれば未来は無いでしょう。
会社が解雇を平然とおこなうと一見すると安泰のように思えますが、グローバルに捉えると国としては失業率が高くなる訳です。
当然、昨今問題となっている、生活保護受給者も増加するのは必然でしょう。

国家が失業者を保護することになるので、国の借金が膨らむことを意味します。
結局、回り回って税の増額にも着手せざる負えませんし、消費税だけでなく事業税も高くなるのは時間の問題でしょう。

リストラがあまりにも多いために、勝ち組負け組が極端になり、貧富の差も極端になるでしょう。
企業も国家も信用できず頼りにならないとなると、将来への展望が見えづらくなり、長期ローンも組めなくなりますし、買い控えも一層強くなりますから、デフレスパイラルに陥る可能性があるので、共倒れになるような破綻もあり得ると思います。

Answer 2

日本企業の場合、将来的にも今の社員を養えるだけの利益を上げる策がないためにリストラをします。利益を上げる新しいアイディアを出せない会社は、縮小する利益に合わせて人員を縮小しようとしますが、未来にも同じことが起こるのでどんどん縮小し続けるしかなく、赤字を出して倒産するでしょう。
外資系の会社の場合は、高給を提示して多くの社員を募集し、その後また多くの社員をリストラするという事を繰り返す会社があります。入社して１年くらいでクビを切るような場合、言い換えれば長い試用期間のようなもので、こういった会社の場合は、リストラは採用した時から織り込み済みです。経営陣が、社員をクビにするという事を重く考えていないだけで、こういう会社のリストラは経営状態とはあまり関係ないかも知れません。

Answer 3

あまり明るい未来はないでしょう。私が勤めていた一部上場の会社は、今社員数がピークの半分です。人を大量に切ったためです。結局開発力がなくなり、何の先進性もない大手のやりたがらない儲からない仕事しかできません。リストラなんてやるからですし、その人選もきわめて恣意的だからです。つぶれるとも思えませんが、大発展もないでしょう。

Answer 4

会社の経営状況に敏感に対応して、雇用調整を行うことは、会社経営としては必要なことです。
最近も、多額の赤字と成った大手メーカーが、会社創設以来、初めて本社勤務の人員整理に乗り出しましたが、はっきり言って遅すぎます。既存の雇用形態を守るだけのために、利益を出せない、高給で年配の社員の首を切れないのは、馬鹿げていると思います。
そういう意味では、雇用調整を頻繁に行う会社は、将来性が有ると言っていいでしょう。

しかし、それは、会社の未来が有ると言うことだけで、その社員に未来が有るとは思えません。
かと言って、古い、経済成長がずっと続くことを前提とした、生涯雇用を約束する会社経営は、もはや無理な時代でしょう。
ですので、まず社員個人としては、未来など、どうなるものかは分からないという前提に立って、生活設計をしなくてはいけないと思います。
会社の未来＝自分の未来では無いということです。
これ以上、会社に一方的に期待するのは、止めにしたいですね。