解決済み
品質管理の仕事の心構えについて教えて下さい。 うちの品質管理課は完全に個人プレイで、上司にも[教育]という考えはないです。 メーカ監査も、ほとんど工程も知らないような会社に突然1人で行かされ、「過去の不具合対策実施状況を確認し、効果的な再発防止策を提案してこい」みたいな感じです。 自社内の不具合対応であれば、誰かに聞いたり状況確認しながら進められますが、社外の内容となると、コスト・工数や下請法など、一存で判断できるものばかりじゃありませんし、影響も会社レベルに及びます。 逃げ腰になっているわけじゃないんですが、せめて、メーカ監査での自社の戦略やビジョンは組織的に共有するべきではないかと日々感じています。 上司に確認しようとすると、「君にはまだ早かったかな」と言われているような気がします。 品質管理はだいたいどこの会社も似たようなスタンスなのでしょうか? OJTも全くなく、全て自分で調べろ、自分で考えろです。 私は品質管理3年目ですが、私の考え方が甘いのでしょうか? よろしくお願いいたします。
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1人がこの質問に共感しました
零細企業から大企業まで複数の会社で品質管理関係の業務を経験した者です。 >品質管理はだいたいどこの会社も似たようなスタンスなのでしょうか? 経験則で述べるなら、品質管理の教育を実施し、品質管理目標を正しく設定し、共有できている会社は10%程度です。 会社の規模には関係ないように感じています。大企業でも教育が不完全(部門長職が持ち回りで決定する為、部門長が品質管理の知識が皆無で部下に全く教育ができない場合が多い)であったり、ISO9001で求められる品質管理目標を形式的に設定しているだけ(毎年、目標が同じ、未達分析が行われない・・・等)であったり多くの現実を見聞してきました。確かに規模の小さい会社では予算的に教育や実行動が制限される(やりたくても出来ない)ことが多いですが、見聞している限り、あくまで経営者、部門長、課長等の資質(知識量)に依るものと感じます。 >私の考え方が甘いのでしょうか? 質問者様の考え方に依るのではないでしょうか?品質管理業務は奥が深い(範囲が広い)ので、現在の業務のために、現在の業務に関連する部分だけの知識を増やす・・・という考え方もありますし、現在の業務とは関係なく、幅広く品質管理の知識を増やす・・・という考え方もあります。実際の業務としても、ISO9001に見られる”文書による品質管理”の行動と製品の品質管理の行動は実際、似て全く異なるものです。 要は、現在、質問者様ご自身が、(質問者様の勤務先での)品質管理業務の範囲はどこからどこまでで、どのような知識を得ようと考えるのか・・・、或いは、現在の業務とは関係なく、品質管理業務を極めようとしたのか・・・等を判断する必要があります。メーカー監査等では、当然、メーカー側の監査担当者の方が広い知識を有している場合が多いので、狭い範囲の知識で対応することは困難であると云えるでしょう。(この部分で、、「君にはまだ早かったかな」と云われるかも・・と感じるのではないでしょうか) ************* >OJTも全くなく、全て自分で調べろ、自分で考えろです 質問者様の会社の社風は、質問文を読み解く限り、”OJTが無い”点において、あまり褒められた状況ではないように思いますが、”自分で調べ、自分で考える”の点には一理あります。但し、教育もしていない会社であると、評価は上司の主観(資質、知識量)で決まってしまい、質問者様が正しい答えを出しても受け入れて貰えるかどうかは定かではありません。 品質管理検定(QC検定)等のお勉強をすると、世間で云う一般論を知ることが出来る訳ですが、品質管理手法、数値分析における安全率等の設定は会社独自で決定されるもので、全てが一般論と合致するわけではありません。重要なのは一般論を知った上で、務めている会社の独自ルールとの兼ね合いを見つけることです。 上司が正しい品質管理の知識を持ち合わせていない場合、一般論を完全に否定する事例が多々見受けられ、部下の能力向上を妨げている現場を数多く見てきました。このような場合、部下の側で”独自に知識を向上させようとする意思”を保持しないと世間で通用しない品質管理経験者になってしまいます。(多くの場合、転職して初めてそのことに気付くようです。) 品質管理業務3年目とのことなので、そろそろ、基礎的な品質管理業務に加え、目線を変えて品質とコスト(収益)との関連、品質と生産性との関連等についても知識を増やされることを強くお勧め致します。(これらの知識がないと、多くの場合、メーカー監査には太刀打ちできません。) 品質管理は常に視野を広く持ち、知識を増やすことの毎日です。あせらずにお仕事頑張って下さい。
なるほど:6
いやぁ~、共感いたします。 あなたのいっていることが正しくて、企業側がやくざなだけですよ。 自分の職場も営業さんがかなり力があるのかな? すごく仕事をとってきてくれるのだけれども、 なぁ~んにも情報ないまま、さぁやれ!たのんだぞ。ってのが多い。 企業としては、くる客こばまず。そうしないと勝ち残れないから、 仕事をとるだけとるから、よろしくね。みたいな感じなんだと思われますが。 けれど、ちゃんとできなかったら、評判を悪くするのも確かです。 もう、お前のとこなんか使わんってなって、一生出入り禁止になる確率も 高くなるよなぁ~って思う。 どこもそうなんでしょうかねぇ・・・ なので、プロジェクトがはじまってから、 お客にガンガンしかられることが多い。 だらしね~って思うのですが、 いやぁ、うちの会社、だらしなさすぎるんですよ・・・とは 口がさけてもいえない。 けれど、お客も、もうわかっているとこもある。 つきあいたくないけど、会社同士のつきあいで、そうなっちゃた場合。 そうすると、わざと大クレームして大騒ぎするのですよ。 上司だせ~って。 おこられると、ルーズな上司があわてて腰あげるから。 なんか、それがもっとなさけね~って思う時がある。 大手同士って、昔からのおつきあいとか、こっちの商品を買ってもらうかわりに、 あなたのところの商品も買いますっていう仲が多いので、 実際に働いている従業員からは評判が悪い相手企業も多いです。 結局、ネットワークとかだと、お互いつながっている部分があるので、 相手の企業がダメだと、自分のところのお客様にも 迷惑が飛び火するのですね。だから、本当に真剣なんですよ。 適当にやるなら、このプロジェクトに参加しないでくれって いいたくなる気持ちがすごくわかります。 けれど、謝るだけで、何度もあると、 なんかこの会社、様子がおかしいな・・・ってのは、 誰だって、一般常識をもっていれば、それはうすうす感じるものです。 感じない客のほうが、馬鹿だと思う。 なので、お客様が怒っている時、心から素直にあやまれます。 本当にごめんなさい。こんなひどいことしててって。 ついでに、あなたの判断は、すげ~正しいです!と思います。 以前、自分が勤務していた会社さんが、たまたまお客で怒っていると、 おお~、えらいぞ~!!さすがじゃ!!って思う。 (おいおい、どっちの味方じゃ?ってくらい) なので、あんまり内部がひどいと、逆にすごくお客様に親切になってしまいます。 すみません。また被害を出してしまい・・・って。 逆にすごくきちっとしている会社だと、 平気で謝れなくなりますね。 それは、それだけきっちりやっていて、非がないからだと思う。 何かクレームつけられる時は、たいていいちゃもん。 ついでにそういうきちっとした会社は、 簡単にあやまらなくていいともいう。 それは、もうかっているから、ひやかしや、いちゃもんが多いという理由もあるけれど、 それだけお客様に最高のサービスをしているという自覚があるから、 もし、もめるのであれば、本当に裁判ざたになるくらいじゃないともめない。 そうなると、すみません・・・と謝ったことが、認めたことになるから その後、裁判でまけちゃうとか、そういった弱みをみせないのだと思う。 しょぼい会社のくせに、プライドばかり高くて、 ぜったい謝らないというのは、いけてないけど、 それだけすごかったら、納得できるし、へんに発破かけてきにくくなるだろうね。 客のほうが負けるから。
なるほど:1
ものすごく荒っぽい言い方をさせていただくと、 品質管理の基本は、 「この製品を使ってくれるお客様に嫌な思いをさせないこと。」 これだけです。 そのため、設計から始まって全ての工程でさまざまな検証、 テストを行って自社製品の完璧な動作を確認して出荷しています。 その上で、自社の利益を確保し、工程を改善することで利益率を上げる。 それが品質管理です。 品質管理は大変で、手間がかかるし、それぞれの工程の部門長に改善を 指示しても、「またうるせぇやつがきた。」と煙たがられる仕事です。 しかし、ひとたび不完全な製品を出荷してしまうと、クレームが大量に発生し、 その対応で、新製品の開発すらおぼつかない。 クレームを放置するなど対応を間違えると、最悪自社製品全てのリコールに まで発展してしまい、会社そのものが亡くなってしまうと言う 恐ろしい一面を含んでいるのも品質管理です。 「もし自分が、劣悪な環境でこの製品を使ったら、ちゃんと使えるか。」 「この操作を知らないドシロートが手当たり次第に触ったら暴走しないか?」と 言う観点で使うところを想像してみると、 関連会社さん、販売会社さんに対してどのような指示、依頼を したらいいのかが自然とわかってきます。
なるほど:4
品質管理や生産管理と言った現場は独立性が高く、逆にそうでなければ適切な業務遂行が出来ません。 もちろんスタンドプレーを推奨するのではなく、仰るような方向性の指示は有ってしかるべきと思いますが、会社側の考え方にも色々有るだろうし、また品質管理と一言で言っても業務は多岐に渡ります。 独創性が重視される場合も有るだろうし、手順や数値を追うことも重要です。マニュアルだけでは動けない難しさのある部署だと思います。試行錯誤ではなく、理論、実践、検証の繰り返しです。
なるほど:3
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