解決済み
大学の非常勤講師になっている人たちはどのようにしてそのチャンスを掴んでいるのでしょう。ネットで検索すればいろいろな情報を獲得できるかもしれませんが ここでも質問してみることにしました。 以前、ある勉強会で講師が「大学の先生になる為には本か論文を ひとつ書かねばならない」とかおっしゃっていました。 大学にもよるでしょうが、何がしかの専門分野をしっかり勉強して 資料をまとめ、論文を作り、まずは非常勤講師として大学の教壇 に立つことは可能でしょうか。 口で言うほど簡単なことではないとは思いますが、このような方向 を検討するとした場合、諸般どのようなことを把握しておかねばな らないでしょうか。 どなたかご教示いただければ幸甚です。
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大学非常勤講師の場合、公募はほとんどありません。 通常、大学の専任教員からの依頼によって非常勤講師となります。 これはだいたい2パターンに分けることが出来ます。 1つは大学院生が博士号取得と同時に非常勤講師となる場合で、つまりは内部からの採用ですね。現在は博士号を取得してもなかなか常勤の研究職に就くことはできません。ですが、少なくとも非常勤講師になっておかないと、研究の世界から遠ざかってしまいます。そこで、自大の院生を非常勤講師にしてあげるのです。在学中に他大も含め声がかかることもありますが、博士号を取得せずに中退すると非常勤講師にすらしてもらえないこともあります。 もう1つは、外部から招請される場合です。他の大学の教授など、その分野に詳しい人に非常勤講師をしてもらいます。研究者だけではなく、内容によっては実務家に依頼します。実務家の場合は、必ずしも論文が必要というわけではなく、その分野で活躍している人や卒業生が依頼されることもあります。 他には、前任の非常勤講師から「自分の代わりにやらないか」と声がかかることがあります。 いずれにせよ、非常勤講師の決定権を握っているのは専任教員ですので、そういった人たちと知り合いになること、自分の実績をアピールすることが必要になるでしょう。そして、アピールのために一番いいのは論文や著書で、それを見て専任教員が「この人に頼みたい」と思い、講師に空きがあれば依頼をします。依頼しようにも連絡先が分からないと依頼できないので、学会などで名刺交換などをしておかないといけません。また、論文や著書があれば、それを進呈するのもいい方法です。 とにかく縁を作ることですね。 首都圏大学非常勤講師組合というのもあるので、HPを見てはどうでしょうか。
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