TPPと食品業界

Question

TPPと食品業界現在就職活動中の工学系の学生です。
食品業界を中心に就職活動をしているのですが、TPPの問題が気になります。

油脂や製粉、ブドウ糖関係などを受けているのですが、今後厳しいでしょうか？

・原料が安く手に入るようになるので伸びるかも（でも品質は悪い）
・海外の商品が安い値段で入ってくるので競争に勝てない
・小麦や油脂は保存が難しく、小麦粉など商品化されたモノはあまり入って来ず、原料が多く入ってくる。
・海外の企業に吸収される

などの話を聞きます。。。実際のところどうなんでしょうか
まだまだ分からないことも多いと思いますが、、、

現在、製粉業界上位の企業に内々定を頂いている状況です。

Answer 1

私はそうめんの製造販売メーカーで営業をしていました（15年）。あくまでも私の考えですが小麦はここ5年ほど価格が上がり続けています。製粉会社も一時的に収益は上がっていますが価格が上がり販売先が弱ってくるといずれ響いてくると思います。油関係、砂糖の価格も高値安定の状況です。小麦、油、砂糖は殆どの食品に使用されており食品業界の体力を奪いつつあります。ここ数年食品の新商品の開発数が減ってきているのにも出ています。この先もっと厳しくなるでしょう。TPPで体力の無いところの淘汰はもっと進んでいくと思われます。