食品メーカーの営業は、 「商談」する営業です。 買うけど安く買いたい人に高く売る営業。 いついつにこの商品をこれだけまとめて買ってくれるならこの値段にしますよ、と。 最低限の取引が決まってる上で、その条件の折り合いを付ける仕事。 ・何円何十銭の世界 ・賞味期限という厄介な概念がある ・自分と相手だけの問題でなく、それぞれに色んな部署、会社が関わってるので、トラブル発生時に物理的に自分で解決するのが厳しい。多くの人間が関わって一つのことが成り立ってる。 ・主なトラブルは納期に間に合わない(原料不足や資材不足、人手不足などで生産が遅れてる、運送会社がヘマやらかした、天変地異、発注担当や出荷の現場作業員が同名商品の入り数違いを送ってしまった)、 納品時点で賞味期限が販売出来る期限を過ぎている、または以前あった在庫より古い物が入った、 など。どれも営業がどうにかしようと思って解決出来るものではないです。 ・自分が休みでもスーパーなど土日関係無い取引先からはトラブル発生時電話が来て何らかの対応しないといけない(「今日は私休みなんでスイマセン」という世界ではない)。 銀行は決まった中身の商品を、決まった値段で売る仕事です。 「提案」する営業。 買う気なかった人に買わせる営業です。 沢山契約するならマケます、とはいきません。 売りたい商品をどう客が受け入れてくれるかは営業のトーク次第ですので、努力がセンスに勝ることはありません。 ・何百万円は当たり前の世界 ・目に見えない(無形)商品が多い ・売る商品以上に、自分そのものが商品だと思った方がいい。自分を売る仕事。人間、同じ商品なら嫌な人より好きな人から買いたいものです。 ・高額、長期の商品が多く、時として裁判沙汰になることもある。 ・食品営業のように安定した取引が決まってる訳ではなく、自分で行き先を決め、力がないと数字は付かない。 ・職場の仲間は広義では同じ条件で同じものを売るライバル。成績の良いものは優遇され、悪い者は冷遇される。 ・個人営業なので苦手な取引先と付き合い続ける必要がない。 ・金融機関は休みは休み…という認識が世間に根付いてるので休日はしっかり休みやすい。 ・金融や税の知識が付くので仕事に限らず役立つ。 こんな感じです。 どっちも大変ですよ。 社会に楽な仕事はありません。 どの職業でも必ず大変なことが沢山あります。
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