就活についてお聞きしたいことがあります。

Question

就活についてお聞きしたいことがあります。早稲田大学政治経済学部新2年生男子です。

就活までたくさん時間がありますが、就活に向けて少しずつ準備していこうと思います。そこで就活について色々と質問があります。

・志望業界、企業はある程度絞るべきか、それとも幅広く受けるか？都市銀行、信託、損保、生保、証券、IT 、総合商社、家電、インフラ、マスコミの最大手、大手、準大手志望です。

・エントリーシート、筆記試験、面接の対策はいつからやるべきか？(兄のWebテスト、SPI2の問題集を解いてみたら、簡単でした。)

・持っている資格はTOEIC925点、英検1級、普通自動車免許だけですが、大丈夫ですか？

・就活は人脈がモノを言いますか？自分の大学だけでなく、東大、一橋、慶應などの他大学にも結構友達がいます。

・学歴はどの程度影響しますか？一橋経済落ちで現役合格の早稲田政経なんですけど、大丈夫ですか？

・最近は出身高校も重視されるようですが、本当ですか？偏差値70の公立進学校なんですけど、大丈夫ですか？

・サークル、合コン、旅行、バイト三昧のごくフツーの大学生活なんですけど、大丈夫ですか？

質問が多くて申し訳ないですが、回答をお願いいたします。
誹謗中傷はお断りします。

Answer 1

別の質問に回答したものです。

志望業界をある程度絞り込んだ方が良いと思います。以下、各業界の印象/概観を述べますので、参考にして頂けたらと思います。

銀行は堅苦しくて、しかも仕事はハードです。生保は良く分かりませんが、かつては生保レディの営業力がモノを言ってましたが（日生、第一生命など）、全労災とか安いところが出てきて、既存生保は保険商品の差別化が難しい時代かも知れません。

証券系は、松井証券が株式のオンライン取引に先鞭を付けて以来、証券マンのメシの種を探しあぐねている印象。社債発行の取り扱い、M&A仲介などありますが、どれも柱にはなりにくい気がします。軍隊的な厳しい社風で、猛者ぞろいの野村でさえ、先行き不透明な様子。

インフラでは鉄道会社が良いかも知れません。地方はこれから少子化により乗客が減る一方なので、首都圏が無難。例えば、JR東日本、東急電鉄。

マスコミは競争率が高い上に、先行き不安（活字・新聞離れ、ネットとの競合など）。

広告会社（電通、博報堂）は、これからは厳しいかも知れませんが、一応検討の価値有りかと。大手印刷会社（大日本印刷、凸版印刷）も、印刷技術の応用がどこまで広がるか、シーズが出尽くしたのか、興味のあるところです。

総合商社はかつての貿易仲介から、国際的な情報網を活かして、資源やベンチャー企業への投資に軸足を移した印象。しかし、相変わらず、人並み外れたバイタリティが求められる業界だと思います。
なお、多くの起業家や優れた人材を輩出したリクルートが今も健在なのか調べてみる価値はあると思います。

ソフトバンクは社員にとっても良い会社なのか分かりませんが、NTTドコモは有望かも知れません。
また、都内に多くの優良資産（オフィスビルなど）を持つ、三菱地所や三井不動産は安定感があります。

自動車、建機など専業メーカー（一本足打法）は、潮目が変わった時が怖い気がします。

BRICSなど新興国の経済成長により、資源高は止まらないと思います。穴場狙いで、田中貴金属が面白いかも知れません。

オンリーワン的な商権（あるいは技術・製品）を持っているとか、少子化という、途方もないパイ（需要）の減少にも対応できるなど、今現在ではなく、１０年先、２０年先を見据えた企業選択が重要だと思います。

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TOEIC925点、英検１級は凄いです。時間があるなら、中国語をかじっておくと良いかも知れません。というのは、中国人はなぜか英語が話せない人が多いので、中国語を話せる人は稀少価値があります。「英語が抜群で、中国語も日常会話程度」なら引く手あまただと思います。（ただ、銀行とかインフラ系企業では余り必要ないかも。）

早大政経なら学歴として十分。就活では人脈は関係ありません。

それから、普通の大学生活とのことですが、語学系の学部ではないのに、その英語力。留学とかディベート系の英語サークルとか何かアピール材料になる経験があるのでは？

アトは、人柄とガッツでしょう。念のため、圧迫面接に備えてください。
それから、性格テスト対策も怠りなく。例えば、「就職適性試験 内田クレペリン検査完全理解マニュアル（土屋書店編集部）」が参考になると思います 。