解決済み
国家公務員試験について。来年度、大学受験を控えている者です。 私は、外交官になりたいという夢を実現するために、今までずっと努力してきました。 最近、国家公務員試験が大幅に変わりましたが、それに関して皆さんにお聞きしたいことがあります。 (1)この変更によって受験者にはどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。 (2)変更後も、東大卒が有利(この言葉が適切かどうか分かりませんが)なのでしょうか。 (3)京大と早慶などの私大なら、どちらのほうが国家公務員試験を受験するのにいい環境があるのでしょうか。 (4)もし(2)がそうだとして、京大卒または私大卒の場合、大学院に進学したほうがいいでしょうか。 それとも、国家公務員試験(総合職)を受けたほうがいいでしょうか。 もちろん、大学は夢のためだけに行くのではないので、その他の要素も考慮して志望校を決めるつもりです。 ただ、同じような志を持った仲間と切磋琢磨できる環境もその重要な要素だと思います。 皆さんのご意見をお聞かせください。 よろしくお願いいたします。
billiars_090909009さんは、入省後出身大学は関係ないと書いておられましたが、それは学閥もあまりないということでしょうか。 幸い、父の仕事の関係上、外交官の方々とお話する機会があります。私の知っている限りですが、所謂キャリアの方は東大出身だったので、やはり「学閥」があるのかなと思っていました。 まずは、入省することが重要なのですが、補足にも回答していただければと思います。よろしくお願いします。
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① 殆ど無いと考えてください。根本的な変更はなにもありません。あるとすれば採用されて後、人事の運用がより柔軟になるということですが、受験生には何ら関係ありません。 ②③ <削除> ④というわけで、学歴を気にしてわざわざ大学院にいくなどという必要はありません。大学院修了者がことさら有利になることもありません。外務省であれ、他の省庁であれ、入省後かなり高度な研修(共通のものはたいしたことないですが各省庁でのものはしっかりしています)がありますし、留学する機会もあります(外務省であれば当然全員が留学します)。もし就職する以前に勉強がし足り無いとか、真摯な理由があって大学院で1,2年勉強するというならそれはいいですし、大学院修了者の採用も増えています。しかし、京大や早稲田慶應のように、多くの学生が外務省を含めた省庁に採用される実績がある大学なら、むしろ現状が恵まれていることをわきまえたうえで、夢を目指されるのがいいと思います。 なお、外交官に憧れる人は多いですが、私なりにアドバイスするなら、外交官第一志望は当然として、外交機能は今日外務省が独占するものでは全くなくなっていますから、各種の対外交渉を担っている他の省庁―財務省、防衛省、農水省、経産省などなど―についても関心を深めたり、あるいは今や対外関係というのは民間が主流でもありますから、マスコミや総合商社などについても色々しらべておくと、視野も広がっていいと思います。また、国際機関なども有力な選択肢だと思います。ひょっとすると、そうしたところに新たな志望が出来るかもしれませんしね。 では、まだ大学受験を控えておられるとのこと、あまり将来の細かいことについて思い悩まず、できるだけ大きな夢を思い描きつつ、まずは目の前でできることを努力されるといいと思います。もしまだだったら岡崎久彦著「陸奥宗光」(PHP文庫)でも読んで頑張ってください。受験勉強などちいさなことに思えてくるでしょう! <補足への回答>こんばんは。文字数がオーバーしたので回答②③は削除しましたが、改めてお答えします。まず、「入ってからは学歴や点数なんか関係ない」というのは、中で働いている官僚に聞けば一様に同じ答えがかえって来ると思いますし、これは実感だと思います。お知り合いの方にも率直に尋ねてみるといいと思います。たしかに有力な省庁では東大出身者の割合は多いですが、逆説的ですが圧倒的な多数派の場合、「閥」のようなものを作る意味がそもそもないのです。むしろ、官僚の場合、結束が強いのは何よりも同期入省者であり、またライバル関係という意味でもとても強く意識しあいますが、出身校を意識することはほとんど無いです。たとえば、同期入省15人のうち、東大出身者が10人いたとしましょう。この東大出身者の内訳を見ると、法学部5人、教養学部3人、経済学部2人といった感じになり、そのなかでも大学院出身者が3人くらいいて、学部出身者のうち3人くらいは留年していたりするわけです(外交官試験があったころの外務省なら、3年次合格した中退者もいたので、ますます幅は広かったはずです)。つまり、省庁に入った時点でお互い面識のないことが殆どであり、他大学の人達も含め内定者の懇親や入省後の研修を通じて親しくなっていくので、「同じ大学なのでつるむ」などということは起きえません。先輩・後輩であっても同じで、こちらは当然ながら同じ部署で仕事をすることによって親しくなるので、いちいち出身大学など意識しません。むしろ、少数派の大学の先輩後輩が親睦会的な意味も兼ねてネットワークを作っていることのほうが多いくらいですが、それも仕事の上で影響するような話ではないのです。 外務省でも、ここ数年の事務次官・外務審議官・駐米大使といった最重要職の経歴を見てみると、東大、京大、慶應、阪大、一橋大など、まあどれも一流大学ばかりではありますが、それなりに多様なことがお分かりいただけると思います。霞が関というところは世間で考えられているよりもずっと能力主義の世界ですし、人材こそが資源の我が国は、そうでなくてはだめになる、という程度のことは、中の人はよくわきまえています。そして、それは国際競争で勝ち抜いていかねばならない一流企業などでも同じ事なのではないでしょうか。そのあたりのことは信頼して、今出来ることに一生懸命努力されてください。健闘を祈ります。
(1)試験名を変えただけで特に従来と変更はないです。 旧国Ⅰ→総合職、旧国Ⅱ→一般職大卒程度、旧国Ⅲ→一般職高卒程度です。 (2)総合職は東大をはじめとする旧帝国大卒が大多数を占めると思います。 (3)総合職であれば京大ですね。 (4)総合職は大卒程度の区分と院卒程度の区分がありますからどちらでも問題ありません。 外務省は総合職、外務省専門職員、一般職高卒程度の区分から採用し、一般職大卒程度の区分からの採用はありません。外務省に入りたいのであれば総合職、外務省専門職員試験を受けるのが一番です。なお、外務省専門職員試験はマーチクラス以上の大学であれば幅広い大学からの採用実績があります。
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