補足について 日本では、SITとSATの二つがあります。 SITは特殊捜査班の略で、誘拐事件の捜査や、人質立てこもり事件の捜査を行います。いわゆる刑事事件で犯人を検挙することを目的とします。 一方SATは特殊急襲部隊の略で、ハイジャック事件等の重大テロ事件、銃器等の武器を使用した事件等への対処を目的とします。犯人の検挙というより事件の解決を目的とします。このため犯人の射殺なども考えて行動する部隊になります。 警視総監になる人は、キャリアとして警察庁に入った警察官しかなれません。 その中の同期で出世頭がなれるというものです。つまり刑事など一切やったことがない人が警視総監になります。 ---------------------------------------------------------- 各都道府県警では、組織規則というのが定められています。 この規則でどの課がどのような仕事を受け持つのかが書いてあります。 一例として、警視庁の組織規則のURLを載せておきます。参考にしてみてください。 http://www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki_honbun/ag10121631.html これで、何がどう違うのか、どのように分けられているのかがわかると思います。 誰がどう偉いのかは、階級によります。各都道府県警では本部長(警視庁では警視総監)が一番偉く、その下に各部の部長がいます。部には各課があり、課長がいて次席がいます。というように末端まで階級が下がっていきます。 一番下は警察署にいる係員=巡査になります。 そして、全員警察官というくくりでまとめられます。刑事などというのは俗称であって正式なものではありません。 警察官が使うのは、課の名前です。つまり刑事課員を呼ぶときに「刑事呼べ~」というように使います。生活安全課員の場合なら「生安呼べ~」。警備課を呼ぶのであれば「警備呼べ~」です。交番や駐在所をよびたければ、地域課の警察官なので「地域呼べ~」です。全て「○○課の課員を呼べ」という意味で、課を省略して呼ぶので「刑事」と呼ぶのです。
< 質問に関する求人 >
警察官(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る