解決済み
外航の船員の方にお伺いします。 外航船の方は6〜8ヶ月海に出て、3〜4ヶ月休むと聞きました。 そこで、疑問に思ったのですが、その休みの時期というのは毎年同じ時期なのでしょうか?例えば、夏の期間しか休めない。ことが何年も続いたりするのでしょうか? また、身内の忌引きといったときに下船できたりするものなのでしょうか。
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外航オイルタンカーの船員です。 現在私の会社は日本~PG間の外航と国内二次輸送の両方を輸送する会社です。全日本海員組合との協議で、年間休日が120日と決められています。 外航の乗船の場合日本~PG~日本のサイクルが45日で4航海で6カ月位で休暇、下船となります。 年間の休日が決められているので3航海になったり5航海になったりします。また不定期航路の他の会社は外地交代とかありますが経費削減で10カ月乗船とか、日本に寄港するまで乗船とか様々です。もしこれから入社等考えでしたら、会社事情等をしっかり調べてからにしてください。乗船期間は各船会社によって違いますので調べてください。現在外航船会社は、外国人船員が主に乗船しているので、日本人船員は少なくなりました。彼ら(外国人船員、主にフィリピン人)は最低10カ月乗船しています。 休暇のサイクルが毎年同じになる事はまれにあります。いつも冬の時期とか、仕方のない職業です。他人が仕事している時に遊べる(休める)、平日にどこにでも行けるので楽しめます。また陸上勤務とか配乗具合でサイクルがずれたりするので一生このままのサイクルにはなりません。休暇時期のずれは、毎年でてきます。 身内の忌引に関しては、乗船中だと即下船とはいきませんが、日本寄港中だと交代者の手配がつけば下船できます。日本寄港前だと、会社は交代者の手配し下船の方向にもっていくのですが、手配がつかないと下船できません。会社も余分な船員(予備の船員)を確保していないからです。誰でもいいと言う訳にはいかないからです。法定船員がいないと船は運航できませんし、会社も不利益になることはしません。ただ、まだあなたが船の運航に差し支えない乗組員だったら(定員外船員実習生)最寄りの寄港地で下船できるかもしれません。会社や船長の判断です。 唯一、忌引で下船希望、の権利があるのは確かです。しかし船に乗船後の身柄は会社と船長の権限となり、勝手に下船はできません。船員の協約でお得意の、やもうえず、、、、できない場合、、、があるからです。 反対の場合もありで、乗船中の船員が忌引のため下船希望、あなたが緊急乗船、もありえます。残りの休暇予定がみんな消えてしまいます。これが船乗りの使命かもしれません。また、忌引で下船すると特別休暇が付与されます。 また身内でも範囲が広いので、身内の忌引で下船希望できるのは、配偶者、本人の両親、子までです。兄弟とか伯父さんはだめです。 これから船員を目指す方は、会社事情を事前にいろいろ調べた方が良いと思います。会社が大きいからと言うことで、福利厚生がいいとは、言いきれません。家族的な暖かい船会社もありますよ。
なるほど:3
学生ですが 上記の勤務体制はあくまで一般的なものです。 新人のころは仕事を覚えるのと乗船履歴をつけるため一年近く乗船することもあります。 また配乗の関係で早くなったり遅くなったりするので、毎年同じ時期に休みということは内航・外航ともありません。 また船に乗っている間は何があろうとも基本は降りることができません。 肉親の死や子供の誕生には当然立ち会えません。 そんなことをしたら配乗が大変ですから。 例外は戦争地域にいく場合ですが、そのときも直前までつれてこられて帰るかどうか聞かれます。 (わかりやすくいけばソマリアの国境近くまでつれてこられてそこでみんなの前で「帰る人はいますか」と聞かれます そこで手を上げる勇気のある人は・・・・) この業界は拘束時間の圧倒的多い職業です。 陸の生活とは全く違います わかりやすく言うと 宇宙船に乗っている状態に近いといえるでしょうか
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