高齢者デイサービスで、生活相談員、知的障がい者更生施設で生活支援員をしていた経験があります。 ①生活相談員 高齢者デイサービスでの利用者さん、その家族への相談援助、関係各機関(病院、保健所、役所等)、ケアマネージャーとの連絡調整をします。また、新規の契約者に対しての様々な調整、担当者会議等、在宅サービスのひとつとしての調整をします。 相談員とは言いますが、大体の事業所が相談援助業務のみを行うと言うことは無いと思います。介護職と一緒に入浴、トイレ、食事介助、レクレーションも担当します。行事も担当します。相談員業務だけをしていても利用者さんの事を把握することは難しいので、一緒に汗を流していくことが大切かと思います。介護職の職員さんは、連絡調整や、相談援助、新規契約の補佐はしますが、主業務ではありませんので、そこは、生活相談員が行わなくてはなりません。 しかし、現場に入ることで、介護職の方とも上手くコミュニケーションがとれることでしょう。 ②生活支援員 利用者さんの生活全般を支援していきます。 朝、起床の準備、着替え、食事、トイレ誘導、入浴、洗面、就寝の準備、夜の見回り・・・と数え切れない業務があります。 この業務のほかにも、大切なことは、就労支援です。働く、作業をすることは健常者と変わりません。(余り、健常者と障がい者と言いたくありませんが・・)様々な作業班があり、利用者さんに、「出来る」ことの喜びを知ってもらうためでもあります。きちんと少額ですが、お金がもらえます。(利用者さんの食事会や忘年会等に使いました。) 金銭管理も業務のひとつです。入所施設でしたので、入金される障がい者年金の管理です。利用者さんごとに出納帳で管理し、ご家族に、年に2回の報告を上げていました。年金からお金をおろし、利用者さんと買い物に行くこともあります。 本当に、生活全部を見ていくのです。 相談業務も行いますが(社会福祉士の資格が優遇される要因だと思います。)主に、上記の業務内容です。 両職種とも記録の整備は必須です。生活相談員では各利用者さんごとのケース記録があります。 生活支援員の時は宿直しながら、ケース記録(各寮の日誌)を書いていました。 どちらも、本当にやりがいがあり、自分を成長させてくれた仕事です。 ご参考になれば幸いです。
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