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行政書士や社労士のメカニズム

行政書士や社労士のメカニズム行政書士や社労士はクライアントを獲得するのが第一だと思いますが、獲得といっても一度代書したり相談したらそれでその顧客とは関係が無くなるのではないですか?そんなにたくさん起業したいと考えている人などいるのですか?到底儲からないと思うのですが。仕組みがよくわからない無知なもので詳しく教えていただけるとありがたいです。

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    私は、元社会保険労務士会会員で、昨年まで5年間在籍していた者です。 ネガティブな内容で申し訳ありませんが、現実についてお答えします。 1.クライアント獲得と顧客の件 以前は、社労士会員数が県内に30名~50名位と少なかった時代は、面白いようにクライアント獲得できていたらしいです。 でも現在では、会員数が毎年爆発的に激増して、1件獲得するにも命懸けです。 シカも、大型社労士法人や経営コンサルタントが、例えば「従来価格の30%」みたいな格安報酬にて顧客を飛躍的に増やしているので、 ベテラン社労士の多くが、次々と顧客を奪われて苦戦しているのが現状です。 (もちろん、社労士会としても、業務侵害として、何とか会員を守ろうとはしていますが?) 2.たくさん起業したい~儲からない?の件 地元社会保険労務士会http://www.sr-kumamoto.or.jp/ を例にとれば、そんな人口の多い県ではないのに、 会員数は、平成23年現在350名~360名位と多く毎年激増しています。 私は、元社労士会会員で、2年連続労働基準監督署の労働保険臨時集計員の26日短期行政協力を経験しました。 でも私が受付の経験から言えば、顧問先や労働保険の書類提出数が、独立成功度のバロメーターとなりますが、 実際に来所された会員で、提出書類が10枚以上×数回と、かなり顧問数が多く成功しているような会員は、約50名と 全体の3分の1位で、たまに数件書類提出に来所された会員が20~30名位だったと記憶しています。 他の会員は、全然来所したのを見たことがありません。(つまり顧問先ゼロ?) 平成22年度は、入会30名、退会17名です。過去5年間に、退会者数が80名~90名と推定されます。 つまり、入会者の2人に1人、全体会員数に対し過去5年間に4~5人に1人が、 社会保険労務士として生計を立てることを断念して、途中退会したことになります。 (中には、良くて社労士としての年収が数十万円、下手すると一つも仕事なく、業界を去った元会員も多いです。) それだけ社会保険労務士の現実は、生き残りが厳しい世界であります。 社労士は、試験合格後、原則実務経験が2年以上であることが、会員登録の条件ですが、 実務未経験でも、全国社会保険労務士会連合会の主催する 「事務指定講習(中身は、レポート3回提出と4日間の講義のみ)」7万円で、 実務経験が2年以上の代替とみなされ、会員登録することができます。 約5年間開業社会保険労務士として、顧問開拓に努力しましたが、 結局顧問先ゼロ、つまり本物の実務経験ゼロの者に、本格的な労務や社会保険方面を任せてもらえるほど、 世の中は甘くありません。 (でも、行政書士さんは、その講習すらやらないので、もっと仕事を獲得するのは、難しいようです。) 全国の資格予備校や社会保険労務士会等、資格商法業者の宣伝によれば、 「開業社会保険労務士が顧問先になっている事業所の割合はまだ約30%と少なく、 残り約70%が未開拓なので、とても豊富に、顧問開拓への夢と希望の世界が広がっている。」 と、イカにも将来有望な資格のように説明してあります。 デモ裏を返せば、約70%の事業所から不要なことを、意味しているのです。 おそらく、開業社会保険労務士の誰でも、例えば「商店街の全部を営業しまくった。」 「市内全地域営業して歩き回った」ような経験があります。 新人会員はもちろん、たとえ10年、20年以上のベテランでも営業を続けています。 仮に、市内中心部の商店街を例にとると、仮に東西支部会員の3分の1が「商店街全部の店を営業した」 と推定すると、単純計算で既に80名~100名位が営業済みと仮定されます。 (実際はもっと多いカモ知れない。) つまり、その商店街の7割は、新人会員はもちろん、労務・年金実務経験が長く、人事賃金制度・セミナー講師など過去に実績があり、 営業経験豊富で人脈や社会的信頼など豊富なベテラン会員でさえ、顧問開拓に失敗したことを意味します。 だから、もし新しく開業した会員が、営業しようと考えなら、まず近い場所に開業している、 ベテラン社労士会会員の顔を、思い浮かべましょう。 ベテランの先生方でさえ、顧問開拓に失敗した残り約70%の世界だから、ましてや、 実務経験なく、職業実習訓練すらなく事務指定講習だけで、会員登録しただけの者が、 顧問開拓のできるワケないですよね。 つまり、顧問開拓を成功させるには、既存のベテラン会員を含めた社会保険労務士 並みかそれ以下の能力では不可で、既存の会員の誰よりも優れた顧問開拓術が必要です。 それでも、将来の社会保険労務士としての、顧問開拓の夢を見ますか?

    1人が参考になると回答しました

  • 一度獲得したらそう簡単には離れませんよ。 ラーメン屋みたいに、うまい店を食べ歩くわけではありません。 ですから、社労士としての知識よりも、営業力が大きいです。

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