現在文学部の英文科に所属する者です。 将来英語を指導する人間になりたいのですが 教職過程をとっておらず、また中学高校…

Question

現在文学部の英文科に所属する者です。
将来英語を指導する人間になりたいのですが
教職過程をとっておらず、また中学高校の教科書に添って文法等を教える者ではなく
大学で非常勤として志のある生徒に英語を教えていきたいのですが、
大学で英語を教えている講師は大学院を出ている人はいませんよね？
もちろん何かしらの英文学専攻の博士を取得し、教授になるまでの段階として講師として英語を教えている人はいると思いますが、

要するに、ただ単に大学で英語を教えるためだけの講師という職業は存在するのでしょうか？

また、両親が経営を行っていて、私がその経営をしつつ
非常勤講師として大学で教えることは可能でしょうか？？

Answer 1

大学の非常勤講師を目指すのならば、
それなりの研究業績は必要でしょう。日本語の小説を読解するのにもただ日本語を知っていればいい訳ではないですよね。
英米文学の歴史や解釈、先行研究をひととおり読んだ上で、あるテキストを生徒と読む、というのならわかりますが
ただ単に文法解説とか翻訳だけなら邦訳を手に取ればいいだけです。
特にセンター入試を抜けて学部生になった人はある程度読めるわけですし、
好きな人は辞書片手にペーパーバックを読んでいます。
ちなみに私はドイツ文学をやっていて、難解といわれる F. Kittler の論文を原文と英訳を見ながら読んでいます。
先生から特に英語の指導は受けていません。つまり、思想書を読むときでさえ英語の先生を必要としていません。
その上で講師に何が求められているのか、といえば、英米圏の文学についての学部生のレベルでは知らない知識でしょう。
つまり、それは、何かしらの研究、読み漁って解釈を重ねた蓄積、であって、
講師になりたくてもなれない博士号取得者が溢れている（東大のドクターでさえも)現在、生半可な努力では職に就けません。
例えばあなたが Ｊ.ジョイス の小説を今の邦訳より明快に説明できるなら職はあるかもしれません。
なぜ「非常勤講師」になりたいのですか? 「常勤の講師」になれば大学にずっといられますし
当然授業も任されます。逆にそうでなければ「英語の指導」は塾や会話スクールでしか需要はないでしょう。
大学は生徒にも教師にも英語を読む能力を必要としているのではなく(読めるのは当たり前ということです、
たまたま読むに値するテキストが英語で書かれているから
それを専門分野の人に指導させているだけです。学部四年になっていないなら専門研究を始めても遅くはないでしょう。

Answer 2

Fランの大学であれば、安さだけを求めてそういう人を採用するかも
しれないけど、まずないでしょう。

大学院で英語を専攻した修士や博士でも講師の職にも
つけない人が山ほどいます。

大学は部活とかクラス担任がないため、その道の専門家が
必要なんです。

Answer 3

へ～、そんな大学あるんですか？ じゃあ、私も探してみようかなぁ。私、英文科で学士とったけど修士号は他大へ進んで英語系じゃないから、無理だなぁと思ってたけど。
私が通った大学や短大など先生は皆、最低修士号は持ってましたよ。博士は持ってなくても。

確かに英語のみ教える先生はいますよ。英語系学科ではない学生に英語を教える先生たち。仏文科はないけどフランス語とか独文科ないけどドイツ語とかの先生。外国語講師控室とかあったもんなぁ。