解決済み
開業医の台所事情②(①:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1473209449) 日本の医療システムの現状と限界を教えられて愕然としています。 かかりつけの医師は内科皮膚科小児科も標榜していて、徒歩5分圏内に幼稚園保育園小学校中学校高校があって、美容整形外科(美容皮膚科)の病院/診療所では○万円も請求される保険適用外の薬も遥かに安い値段で販売しています。完全自費の性病・妊娠検査も請け負っています。午後来院すると、待合室は子供からお年寄りまで患者で溢れ返っているぐらいの繁盛ぶりです。ここまで経営努力をして定期的に通う必要がある患者を囲い込んでも、診療所の経営は常に崖っぷちに立たされているのが実情なのでしょうか。 余計な御世話だと言ってしまえばそれで終わりなんですが、かかりつけの診療所の経営状態が気になって仕方ありません。かかりつけの医師がどれだけ経営努力しても、国がそれを補助する準備をしていないのでしょうか。日本の診療所は全て壊滅に近い状態なのか例外もあるのか、教えて下さい。お願いします。
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発展途上国にも、世界有数の金持ちの豪族もいるように、どんなものでも例外はあります。 しかしながら、病院についてはこの例外もありません。 あまりの診療報酬の安さに、ほぼ100%採算がとれません。 経済的な観点でみれば、すべての病院は潰すべきだという結論になります。 診療所の場合は、先の質問の折に挙げたとおり、収益の最頻値は月100万~150万円で、勤務医以下の待遇であり、割に合わないため、新規開業は右肩下がりなのですが、一方では、一応報告上月1000万円以上の収益を上げている診療所も 1.4%存在します。 ほとんどが苦しいですが、みんながみんな100%駄目というわけでもないようです。 割合で言えば、全体の医師数が26万人。 そのうちの開業医数が9万9千。 月1,000万円以上稼いでいるのは、その開業医のうちの1.4%。 全体の医師の中では0.05%にあたります。 これが一般世間と比べて高いのか、低いのか? 少なくともすごく高いということはないとは思いますが‥
何が一番苦しいかと言うと税金です。患者さんに精一杯の治療をし、キャパを超えるくらいの患者さんの数を診察し、夜間や休日でも 往診に行ったりしてレセプトで多少切られても、そこそこの収益があったとしてもその半分弱は税金で持っていかれてしまいます。 患者さんが溢れかえっていても、どれほど繁盛していてもその収益の殆どが税金に消えるのです。 保険の自己負担も増え、診療にも色々縛りがあり現場を知らない厚労省の考える事は・・・国はそれを補助する準備なんて全くしてません。日本の診療所は壊滅に近い状態にあるかはその診療所の経営状態次第だと思います。何とか、うちも順調にやっていけてますし。頼ってくれる患者さんのいる限り、真摯に対応し医は仁なりの精神を忘れない事ではないでしょうか。病院と違う点は組織ではない事なので、従業員も気持ち良く働いてくれています。
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