私はジュエリーデザイナーになるのが夢なんです。ですが一口にデザイナーといっても、ただ自分の思い描いたデザインを形にするっ…

Question

私はジュエリーデザイナーになるのが夢なんです。ですが一口にデザイナーといっても、ただ自分の思い描いたデザインを形にするっていうだけだとちょっと違いますよね？デザイナーという仕事を私はどこか勘違いしている気がするので、デザイナーという仕事の実態を教えて下さい。

補足

やはりコスト的なものも絡んでくるんですね。

ちなみに感性を磨くということは可能なんでしょうか？

MACのパソコンを買ってデザインを描いて見ようと思っています。

Answer 1

ジュエリーデザイナーに限らず、デザイナーに求められる職能は

あなたの考えている通り「自分の思い描いたデザインを形にする」

ことですよ。ただ、商品価格や製造上の制約などとバランスを

とることも求められます。

いくら良いデザインでも利益がでなければ、商品としては失格です。

「いかに原価を抑えて魅力ある商品を作るか」というのはどの業界も

同じだと思います。

ただ、自分が良いと思えないデザインは大体売れません。

まずは、自分が欲しいと思うデザインを作る事が基本です。

周りの人にセンスがあると言われているのでしたら、自惚れて

頑張ってみてください。デザイナーという人種は自惚れの強い

人でないとやっていけません。

それから、ジュエリーデザイナーはファッション系のデザイン学科では

ありません。工芸工業、インダストリアルデザイン、工業意匠など

一見硬そうな学科の卒業資格が必要です。

専門学校では一部ファッション系のくくりの学校もありますが

通常、大学は上記のようなくくりになります。

これは、金属加工などジュエリーデザインに必要な履修科目が

あるからなんです。

私もインダストリアルデザイン専攻でしたが、ミキモトの説明会に

行きました。

感性は磨けるモノではありません。生まれもっての適性です。

若いうちは、自分がどんな適性があるのか気づかないことも

多いので、美しいモノや優れたモノを沢山見て、スケッチを沢山描いて

ください。沢山描けば描くほど、イメージと手が同期しやすくなります。

パソコンで描くのも良いですが、多くのデザイナーは下絵は手描きで行い

彩色のみパソコンを使います。（やり直しや色変えが簡単ですので）

手で描くことが一番大切です、描いて描いて描きまくってください。