中学生から外務省を目指したいとは、よい心構えです。 外務省に入るということは、公務員採用試験に合格しなければなりません。 これには3種類(公務員I種、外務専門職員、公務員Ⅲ種)の試験があります。 難易度が異なり、並べた順番が 難しい→易しい です。 この試験のどのレベルに合格するかで、外務省に入った後に着く可能性がある仕事が大きく変わってきます。 もっとも易しいⅢ種で入ると主に、庶務や会計・領事(ビザ発行や在外日本人の面倒等)と言った、相手国と外交交渉とは直接関わらない事務的な仕事を主に行うことになります。 一般的な外交官のイメージとはちょっと違う仕事をしていますが、それでももちろん外交官です。 相手国との実質的な外交に携わるのはⅠ種合格者か外務専門職員合格者です。 I 種に合格するのはかなり難しく、合格したら「キャリア」と言われる上級職公務員となり、最終的にはみんな大使になります。 入省時に、自分が今後専門として行く外国語を、8つの外国語の中から1つ選びます。 外務専門員に合格したら、中級レベルの公務員になります。 入省すると50以上の外国語の中から、今後自分が専門として行く外国語を1つ選びます。 将来大使になる人は少ないですが、自分の専門語学の特定の国・地域に長く関わってゆくことになります。 Ⅰ種と外務専門員合格者は、外務省に入るとすぐに海外語学研修があります。 2~3年、自分が専門に選んだ言語の国に留学して、その外国語を鍛えます。 その後、1回3年から7-8年ぐらいの間隔で、日本国内と海外大使館等との勤務を繰り返していきます。 世界中どこにでも行かされる可能性(特に英語専門の職員・Ⅲ種職員)はありますが、例えば韓国語を専門にして来た人をアフガニスタンに配置してもあまり有効な人の使い方ではないので、大体自分の専門語学に何らかに関係したところ(もちろんそれだけはありませんが)に配置されて行きます。 なお、「通訳官」といった職種はなく、通訳はⅠ種・専門職員の人が普段の仕事の一環として行います。 変わり種は「医務官」と言う外務省職員としてのお医者さんのポストがあり、やはり日本と海外大使館勤務を繰り返します。 これだって外交官です。 外務省に入るには、とにかく公務員採用試験に合格せねばなりません。 医師免許試験だったら「必ず医学部を卒業していること」と言った決まりがありますが、公務員試験はどの学部を出ようと受けられます。 実際の入省者の多くは、法学部や国際関係学部、外国語学部などを卒業しているようです。 大体、「中の上」レベル以上の大学に行かないと、なかなか公務員試験に受かって外務省に入ることは出来ません。 なお、特に海外勤務中のお給料はかなりの海外手当が付き、本給は使わずとも全部貯金できるぐらいの給料になります。 そして海外勤務中の収入には日本の(高い)税金がほとんど取られないので、お給料はたぶん日本の公務員の中で一番良いです。 (物価の高い先進国勤務は給料が高く、安い途上国勤務は安いはずと思いこんでいる人もいますが、実際は、勤務条件の厳しい途上国に行くと特別手当がたくさん付きます。また、そういう国は物価が安く使うところもないので先進国勤務よりもさらにずっと貯金出来ます。) 女性外交官はまだまだ少ないですが、花形です。 頑張って下さいね!
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外交官にしぼって話します 2 外交官になるには東大の法学部にはいったほうがいいと思います 国家公務員採用各種試験(1種がおすすめです)or外務省専門職員採用試験 を受けなければなりません 3 治安の悪い地域に派遣された場合 誘拐に合う危険性が無きにしも非ずです 英や米に派遣されると内閣総理大臣よりも高額の年収が得られますが 基本は1200万円以上1500万円未満というところでしょうか 4 ほとんどが海外に滞在することになるので体力・教養が豊か・語学力が必要です 5 世界中どこでも派遣されます
なるほど:1
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