解決済み
内部監査室を今立ち上げています。 しかし前例がないため本やインターネットを見ながら悪戦苦闘・・・ 今会社の規定をすべて読み、疑問点をまとめています。 今後の進め方ですが・・・ 順番としては。①内部監査計画書ですよね? でもこの内部監査計画書は 年度や個別・中長期とありますが 順番では年度で個別となりますか? 中長期は実績ができたらという形ですか? また次のステップとして、②内部監査実施通知書作成ですか? 今現在できることはこの二つでよろしいでしょうか? 実施後にはまたいろいろあると思いますが、現在はこれでよろしいでしょうか?
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現役の内部監査室長です。本やインターネットをご覧になっておられるのであれば、かなりの情報が行き渡ってますので、それでだいたいの事は網羅されていると思います。私も5年前に内部監査室の立ち上げから携わり、今に至ってますが、その拙い経験でお話しさせて頂きます。 まず内部監査規定の作成から入りました。監査室の組織上の位置づけ、監査対象と範囲、ミッションを規定し、トップマネジメントに認識いただくことが必要なので。 次におっしゃる通り、規定に基づき年度の監査計画を策定。年次監査計画においては監査計画のベースとなったリスク分析、年次監査目標と監査テーマ、テーマ毎の資源配分(人員+スケジュール)を定め、これも経営トップの承認を得ます。 次いで、年次計画に基づき個別監査計画を作成し、業務監査に入りました。経営監査、テーマ監査と事業所監査、リスクマネジメント監査等々、内部監査規定に定めた範囲の中から、年次計画で資源配分を決めます。私の場合はこのほかに内部統制監査もやってますので、ここまでで一杯一杯と言うところです。 個別監査計画は一つ一つはトップの承認は取りませんが、監査報告は監査対象部門と経営トップにそれぞれ実施し、要望に応じ監査役にも報告しています。概要の報告と詳細報告がありますので、誰にどんな報告をするかは監査部門長の判断になります。 ですので、内部監査規定、年次監査計画、個別監査(計画)、当面やることはこの3つだったでしょうか。 中期計画は無い会社さんの方が多いと思いますが、私個人は少ない人員で効率的かつ網羅的に監査対象をカバーするため、それに加えて、中長期で必要となる人的資源の見通し、情報システム投資をトップマネジメントにアピールする目的で立ち上げ3年目から作成しました。1~2クールはとりあえず年次計画のみでやってみて、やはり中長期の見通しをたてないと効率的にやれないな..と思ったら、必要な項目に絞って中長期のプランニングに着手しても良いのでは無いでしょうか。(これはもう無い会社の方が多いので、「好み」の問題かと) 一応、ご存知とは思いますが、内部監査協会(http://www.iiajapan.com/)と言う団体があり、電話でやメールでも相談は気軽に、かつ無料で受け付けてくれますので、相談されると良いと思いますよ。
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