男性の助産師 日本では男性が助産師になることはできないようで、それを男女差別とおっしゃってる方がいました。

Question

男性の助産師

日本では男性が助産師になることはできないようで、それを男女差別とおっしゃってる方がいました。
でも私は出産を経験できない男性に母親のメンタルケアができるとは思えませんし、逆に女性にＥＤ等の男性の悩みを完全に理解することはできないと思います。
何て言うか、性別を越えられない向き不向きがあるんだから別にこのままでいいじゃんというのが私の考えです。

そもそもの疑問なんですが、助産師になりたいって男性いるんですか？需要も少ないと思いますが。
いるとしたら何を考えて希望したのでしょうか。

助産師って産婦人科医とは仕事内容が違い、おっぱいマッサージや内診などの母親の体にも密接に関わってくると話を聞き、わざわざ看護師ではなく助産師になる男性がいたら正直気持ち悪いんですが。

補足

私も男性の産婦人科医は気になりませんし、新生児のお世話だったら男性でもＯＫだと思うんですが、産後の母親のケアは…

Answer 1

個人的には助産師は女性のほうがいいです。

私自身の経験で恐縮ですが、産前産後はすごくデリケートになっているせいか、女性の声のほうが落ち着きました。

男性だと、なんか身構えてしまう気がします。

介護職でも、男性は女性職員に介助されても拒否はありませんが、女性は男性職員に介助されたくないと思う方もいらっしゃいますので。

男性助産師は必要ないとまでは思いませんが、結局は女性助産師中心になると思います。

Answer 2

技術的には男性だろうが女性だろうがかまわないと思います。
だから『男性が助産師になるのはおかしくない』というのは理解できます。

でも、納得はできません。

それはおそらく、女性というものが男性に虐げられてきたという、
長い歴史があるからだと思います。

ある時代は『女神だ』ともてはやされ、あるときは『お産は穢れだ』と、
納屋でひとりぼっちで出産など、
また、女性は子育てをしていればいいんだ、
夫に食わせてもらっているから、たてつくなんて……
といった時代を経験してきているわけです。

実際に、医師には男性が多いのも、
『家は長男に継がせる』という暗黙の了解が、
今の時代も続いているからだと思います。

世のダンナ様の中には、例え内科であっても、
男性の医者に妻の体を見せるのはイヤだという方もいますし。
その女性は大変苦労しているそうですよ。
たかが風邪なのに、転勤のたびに『女医さんはいますか？』
と、病院を探さなければならないそうです。
これも一種の男尊女卑の現れでしょうね。

一人の女性が生きているのはたった１００年で、
その女性自身が虐げられているわけではないにしても、
そういう歴史の記憶はみんなが共有します。

だから、時代が変わったから男女平等だ、
男性にも助産師の資格を、といっても、それは法律上可能でも、
心情的にどうなの？
というところだと思います。

お産はガンの手術などと違って、心のバランスが大きなウェイトを占めます。
産後、何気ないお姑さんの行動が褥婦さんの心のバランスを崩させ、
母乳が止まってしまう事例もたくさんあります。

人間も動物です。
子供を産んだ直後に、別のオス（実の夫でさえ）を寄せ付けないこともあります。

そんなところへわざわざ男女平等だ、助産師が女性だけなんて性差別だ、
と、事を荒立てるように、男性が参入しなくてもいいと私は思います。

理解は出来ても納得は出来ません。

法律や理屈では解決できないことは、まだまだあって当然だと思いますよ。

Answer 3

男性が助産師になれないのは、性差別だと私は思います。

外国では、男性でも助産師になれますし
出産を経験できない男性に～と書かれてますが

じゃあ、精神科医や臨床心理士が全員
心の病気になった経験があって、
クライエントの心に寄り添う事が出来るのか？と言えばNOだし
障害が無い作業療法士には
障がい者のケアなんか出来ないと言ってるのと同じですよ。

理解できないんじゃなくて
理解しようと努力する事こそが大事なんだと思います。