定年退職したり、事業や商売を次の世代に譲った概ね60歳以上の人が会員として集って組織をつくり、そこが元請となって地元の役所や企業、家庭から仕事を引き受けて、所属している会員が孫請けするための団体です。 仕事のやり方は「請負」や「委任」(受任)の形式ですから、仕事を頼む人と働く高齢者の間には雇用関係がありません。 実際に請けている仕事は、公共施設の管理や公園の清掃、庭木の剪定や、庭・田畑の草取り草刈、家事の援助など高齢者ができることなら何でも引き受け、できる会員が作業にあたります。 働く量も、現役を退いた世代ですから、原則的にはフルタイムで働いていた頃の1/3程度に留め、それ以上あれば他の会員と分け合って働く(ワークシェアリング)ように配慮する事にもなっています。 働く目的も、収入を得るというよりも、仕事を通じての社会参加とか急に仕事をやめてしまうことで健康を損なわないようにとか、今までの知識や経験を社会に活かす社会貢献ということになっています。 実際は、年金までのつなぎとか定年退職後の生活費の確保とか、本来の目的と離れている面もありますし、請負・委任を逸脱した注文主の指示を受ける「偽装請負」になってしまっている面もあります。 それらを解消するために一部のセンターでは「人材派遣」にも対応できるような仕組を持っているところもあります。
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