結論から言うと、今一番将来性のある職種というのは単純にこれとは決められません。 基本はどの職種でも目指す方向を間違わなければ有望という感じでしょうか。誰でもできる仕事からどんどん買いたたかれたり海外に流出すると思って下さい。挙げてらっしゃる職種についてそれぞれ言及すると下記のようになるかと思います。 SE ... ユーザや顧客から言われた事を淡々とやるだけのSEならば将来性はありません。しかし業務知識をつけてコンサルタントの道を行くか特化した深い技術をつけてその道の第一人者になれれば十分将来性があります。 WEBクリエイター ... 技術力もさることながら芸術的センスが求められる仕事です。どこにでもあるようなWebページを淡々と作っていると将来性はありません。しかし高いデザイン性を持ったWebページを作った実績を積めれば大丈夫です。 ネットワークエンジニア ... サーバーやケーブルをいくつかつないではい終わりといった簡単なことしかできないようでは将来性はありません。しかし高度に複雑化して大量トラフィックをさばくようなネットワークを構築、保守してきた経験があるならばこれから需要はさらにのびると思います。 サーバー管理者 ... 個々の企業が自前のサーバーを持つのではなく、クラウドと呼ばれる集約されたサーバー群を使う時代になるので、これもネットワークエンジニアと同様、そのクラウドの構築、保守に関われるような大規模かつ複雑なサーバーのマネジメントスキルがつけば将来性はあります。 DTPオペレータ ... WEBクリエーターと似ていますが、これもその道の職人のようになれば将来性はあるでしょう。 まとめると、どの職種でも付加価値の高い仕事ができるようになれば将来性は高いですがそうでなければ未来はないでしょう。つまりどの職種に行けば安泰などということはありません。 また、実際に就職する際に職種や肩書きに惑わされすぎないことも重要です。コンサルタントという職種で募集されているところでも、実態は言われた事を淡々とこなすだけのソルジャー採用の企業をいくつか知っています。 弁護士や公認会計士のように、取得が極めて困難な資格が参入障壁になっている職種とは根本的に違うと思って下さい。 そのため資格についても、IT業界において資格は未経験職種につく際に入社試験に受かりやすくなるお守り程度に考えて下さい。一流のエンジニアでも資格を1個も持っていないことはザラです。(受ければ取れるけどあまり意味がないからやらない) そして使える資格は職種によって全然違います。WEBデザインの資格をとってネットワークエンジニアを受けても使えないですよね? コンピュータに関する汎用的で基礎的な知識という意味ではIPAがやっているITパスポートが良いかもしれません。
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