解決済み
食品衛生学 ボツリヌス菌について。 製菓衛生師試験の勉強をしています。 食品衛生学のボツリヌス菌についてなのですが 製菓衛生師全書には 「ボツリヌス菌は芽胞をつくるので熱に強いが、産生された毒素は熱に弱く、80℃で30分加熱すると無毒になる。」 とあるのですが、 過去問で、 「ボツリヌス菌の芽胞は100℃で30分加熱で死滅する」 という設問が×になっていて、 解説には、死滅には6時間ほど有する、 と書いてありました。 これは、芽胞と産生された毒素では違うからなのか、無毒になることと死滅するということも違うからなのか… とりあえず詳しい方、教えていただきたいです(>_<)
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簡単に言ってしまえば、ボツリヌス菌の芽胞が「生産者」、ボツリヌス毒素は「生産物」です。 「生産物」がなくなっても、「生産者」がいればまた「生産物」を作ります。 ですから、親子関係ですが、別のものとして対処法も違ってきます。 ボツリヌス菌は、酸素がないところで増殖する偏性嫌気性菌で、熱に強い芽胞を形成します。 芽胞は、120℃4分(100℃6時間)以上の加熱をしなければ完全に死滅しません。。 ボツリヌス菌は、食品中などで生育に適した条件になると毒素を作ります。 このボツリヌス毒素は強力な神経毒で、摂取した場合の致命率は1962年の抗毒素療法導入後4%前後です。 ボツリヌス毒素自体は熱に弱く、80℃30分または100℃10分の加熱で毒力を失います。
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