そんなことはありません。基本的には同じ病院であれば、どの科の医師も給料は同じです。年齢や部長手当などでは変わりますがね。ただ、私立病院や組合立のように、給与が弾力的に決めることが出来るところでは、新患○○人/月を超えたら特別ボーナスを出すとか、診療点数○○○○万点を超えたら給与アップとかのインセンティブ契約がある場合もあります。マレですがね。 このインセンティブ契約が、変な病院もあって、診療点数○○○○万点を超えたらと言っても、じゃあ、その点数は誰に付くのかと言われると「指示した人」となっている病院があります。すると、例えば「胃カメラ」が出来ない医師が「胃カメラ」をオーダーすると、「胃カメラ」をやった医師には付かず、オーダーした医師に付くのです。すると、「胃カメラ」をやっている医師が月100件以上検査をしても何の利益にもならず、逆に検査が忙し過ぎて自分ではオーダーが出来ずに、インセンティブの目標をクリア出来ずなんてこともあるので、難しくなるのです。 ですので、忙しい医師と比較的暇な医師との軋轢が生まれたりすることはよくありますし、外科や内科の医師が皮膚科や精神科に変わることも最近は多くなりました。特に携帯電話が一般化されてからというもの、勤務する病院によっては、ひっきりなしに携帯電話で指示を仰がれたり、呼び出されたりするようになって、内科や外科、産婦人科や小児科の医師は疲れ切っています。買い物途中だろうが、旅先だろうが、0歳児と一緒に寝てようが、数時間置きに電話が鳴ることもありますから。夜中に呼ばれることが少ない、眼科や精神科、皮膚科や耳鼻咽喉科などの医師が増え、内科や外科、産婦人科や小児科の医師が減っているのは、こういう理由もあるのです。
1人が参考になると回答しました
< 質問に関する求人 >
医者(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る