解決済み
酪農に携わっている方に質問です。 酪農の良い所、また悪い所はどんなところですか? 興味があるので参考にしたいと思っています。 具体的に教えていただけると嬉しいです。
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北海道で乳牛の牧場をやってます。 酪農と言ってもいろいろあるのでひとくちには言えませんが、私の思うところを回答します。 すごくやりがいあります。分娩なども間近で見れますから、生命の誕生の感動も味わえます。うちはホルスタインですが、仔牛が産まれるとき、単純にその色や模様なども楽しみですよ。 その仔牛を育てたり、また親もやり方しだいで良い乳が出たり量が増えたりしますから、面白いです。元気で良い乳を出してくれるとすごくうれしくなりますね。 逆に、調子の悪い牛や、死んでいく牛もいますから、そういうときはつらいですが、それも教訓として生かしてやっていくしかありません。 実際に私も仔牛の育成がうまくいかず悩むことがあります。 最近は農業機械なども発達しているので、そういうものに触れるのもおもしろいですよ。 一番大変なことは、生き物がいるということは、365日休みがないということです。 大雪でも台風でも牛は1日でも搾乳しないと乳が病気になり、出荷できなくなります。 それは冠婚葬祭があっても、親が入院しても、子供が生まれても・・・365日世話をしなければならないのです。 ただし、やむを得ない場合は、お金を払ってお手伝いの人に来てもらうという助っ人制度があります。 定期的な休みがないので、慣れるまでは体が大変という人もいると思います。 ある程度大きな牧場の従業員なら、月に何日か休みが決まっているところが多いと思います。 餌をやって、糞を掃除して、搾乳して、という一般的に知られている仕事以外の仕事もたくさんあるので、朝晩の搾乳のとき以外に昼間もやることが色々あります。 あとは、御存知のとおり、やはり汚れますしニオイもつきます。 農家以外の方と会うときは一度シャワーをあびてから出かける、など気を使いますね。 そして、大きな動物を相手にしていることで、危険はあります。急に暴れだしたら、人なんてすぐにふっとばされます。 仔牛にちょっと蹴られただけでもアザができたり何日も痛かったりしますから・・・ ざっと言えばこんなところでしょうか。 私は牛が大好きです。酪農は大変ですが、すごくやりがいがあるので、おもしろくてしょうがないです。 もし、興味があったら、ぜひ携わってみてはいかがでしょうか!?
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