公認会計士と税理士の違いは何ですか。 専門用語をなるべく使わずに教えてください。

Question

公認会計士と税理士の違いは何ですか。
専門用語をなるべく使わずに教えてください。

Answer 1

公認会計士は会計監査と会計の専門家です。一方、税理士は税務の専門家です(なお、会計についても結構詳しいです)。

公認会計士の仕事
企業会計の監査をするのが仕事です。それによって、会計情報の信頼性が高まり、投資家等の保護につながります。
つまり、誰も会計情報を調べなかったら、企業が粉飾決算をする可能性が高くなるので、専門家が調べ保証することによって、投資を活発にしようとしています。

もう少し細かく説明すると(理解できたのなら読み飛ばしても結構です)、
投資家等が株式等に投資しようとした場合に、企業がどの程度儲かっているかということや、企業がどのように資金を運用しているか・どのように資金を調達しているのか等の情報が必要になりますよね。そこで、企業はそのための財務情報を公開していますが、粉飾などを行っている可能性もありますよね。しかし、投資家等が直接、企業が適正な情報を公開しているか否かを確かめるのは難しいですよね。そこで、専門家である公認会計士が投資家等に代わって企業の公開している情報が正しいか否かを監査し、保証しているのです。これが公認会計士のみに認められた独占業務です。

税理士の仕事
税金の申告の手伝いを行うことや、税金に関する相談に乗ること等が仕事です。これに関しては税理士の独占業務です。
また、会計帳簿や決算書類等の作成の手伝いも行っています。

ちなみに、公認会計士は登録のみで税理士になれます(将来はどうなるか分かりませんが)。そのため、公認会計士と税理士を混同している人が多いようです。

なお、会計士や税理士の中には、企業内会計士・企業内税理士として働いている人や、コンサルティング等を行ったりしている人もいます。

参考

イメージとしては、
公認会計士は、証券市場等を陰で支えている。
税理士は、会計事務所を開いている。
という感じです。

(以下は、細かくなりますので分からなかったら気にしないでください。)
税理士の独占業務は、正確には「税務代理・税務書類の作成・税務相談」です。
また、公認会計士の独占業務には、内部統制監査(会計に関連するものに限る)というものもあります。

なお、公認会計士の監査対象となる会社等は、上場企業や、大会社等です。

Answer 2

既に回答済みの回答がたくさんあるので、そちらをご覧ください。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1289517
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q149989284
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q126905602
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10658975
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1358659848
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1026719495

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E8%AA%8D%E4%BC%9A%E8%A8%88%E5%A3%AB
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%8E%E7%90%86%E5%A3%AB