解決済み
柔整・鍼灸 鍼灸接骨院で治療を受けてみてあまりの効果の無さに不思議に思ったのですが柔整や鍼灸の専門学校ではどの程度の医学的な知識が得られるのでしょうか? また、ここ数年の柔整・鍼灸の資格習得者数や接骨院の増加を見て思うのですがこのペースで毎年増え続けていくとどうなるのでしょうか?
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現代医学の基礎的な部分は両方とも教育されます。 ですが、効果のなさというより、術者の技量、知識にかなり差があるのがこの業界です。 また、柔道整復の場合は、急性、亜急性の外力損傷について学ぶのであって、慢性的なものはその範疇に入っていません。 鍼灸においては、大学や専門学校などでもその範囲がかなり変わってきます。大学では、例えば耳鼻咽喉科学、婦人科学、眼科学、内科学、整形外科学、皮膚科学などこれらをそれぞれ単独の科目として授業を受けますが、専門学校ではおそらく単独での授業はされていないと思います。また、鍼灸の領域は、基本は東洋医学です。そのため、現代医学的な解釈で行う技術もありますが、東洋医学的な見方で行う技術もあります。東洋医学的なものは知識だけでは不十分で、センスと経験が大きな糧となります。よって、術者によってかなり効果も変わってきます。 また、技術的な部分だけでなく、消費者の低価格の需要があり、本来の技術から時間や、消耗品をカットしたり、効果が落ちても安くするといったこともああるので、一概に効果がないというのは誤解があると思います。 技術的な部分や内容で売っているところは基本的には安売りはしません。1回の施術が3000円、4000円。7000円、1万円など様々ですが、それなりの代金をいただいています。 安いところはそれなりのことしかやっていないというのが、本当のところなのです。 施術者は毎年増えますが、基本的にたべていけない、廃業する施術者もかなり多くなってきています。結局、この仕事が好きで、技術や知識の吸収が負担に思わない人は残っていきますが、そうでないひとはやめていくだけです。学校が多くなり、一時は爆発的に増えますが、以前の介護職ブームのときのように、現実を知ると、みんなやめていきます。ですからある程度まで増えると、あとはそんなに増加しないと思いますよ。
鍼灸師です。 ハッキリ言って、鍼灸師のレベルはピンキリです。 肩こり腰痛などの運動器疾患しか扱えない人もいますし、内臓疾患まで扱う人もいます。 所詮、高卒で専門学校に通い、国家試験で国家資格を取れると言うだけです。 免許を持っていたって何の役にも立っていない鍼灸師は腐るほどいます。 医学的な知識をそこそこ持った鍼灸師は相当、少ないと思います。 勉強会に通ったり独学で学ばないと、本当の治せる鍼灸は身に付かないのが現状ですし、治せる技を鍼灸学校の先生が持っているかどうかも怪しいものです。 私は勉強会に参加して、そこには鍼灸学校で教えている先生もおられますが、所詮、臨床をすることがない先生ですのでハッキリ言いまして技は稚拙です。 そういった先生に教わる生徒が凄腕を持つなんていうことはありえないです。 凄い先生は本当に凄いのですが、そのような先生にめぐり合えるのは運と言いますか、中々難しいです。
私の同級生が鍼灸師をやっています。長く同級生を見て「鍼灸師は信用出来ない」と思っています。 私はクローン病と言う難病です。漢方も散々試して効果0。同級生の腑甲斐なさと合わせて得た結論は「東洋医学は西洋医学に比べたら遊びだ」と言う事です。 同級生には専門学校や勤めていた治療院で習った事の実験台にされましたし漢方専門薬剤師にも同じ事をされました。 脈診 舌診 腹診 Oリングテスト 左右の脚の長さが違う等々。しかし同級生も漢方専門薬剤師も全員口を揃えて「どこも悪く無い」と(これはクローン病と分かる前の話です)。 私は一般人が見ても明らかに病人顔で相当体調が悪い事も説明しました。鍼灸師や薬剤師が医師と違い診断出来ないらしい事は知っています。 ただいくら診断が出来ないと言っても体調の悪さを何故お得意の脈診 舌診 腹診 Oリングテスト等で見抜けないのか。 最近同級生に再会しましたが相変わらず「どこも悪く無い」と言うのでリンチにしてやろうかと思いました。
なるほど:2
柔道整復師の学校は急増しています。厚生労働省が学校増加を規制していたのですが、裁判に負けたことにより規制できなくなり、そのために急増、結果として柔道整復師が増えました。 本来の柔道整復師の施術はけがの処置なんですが、その割に学校の教科書の解剖学書などを見ると簡単すぎると思います。もっと高度な内容にすべきだと個人的には思っています。 本来は対応できるはずのものに対しても、ろくな検査もせず、電気を当ててヘタなマッサージもどきをして、柔整師対象の湿布みたいなものを出してのみというところが多すぎます。もっと勉強してほしいと思います。 鍼灸も同様に学校が急増しています。全般的に技術は落ちています。学校のテキストを見ても、私にいわせればあまりに臨床とかけ離れすぎています。これでは本当の鍼灸師は生まれません。また、指導をする教員にも問題があると思っています。多くの教員が臨床経験があまりないにも関わらず、「臨床も含めて」指導しているのが現状です。 私はオステオパシーをしていますが、時々アメリカなどの専門家を招いての国際セミナーがあります。参加者は柔道整復師や鍼灸師、マッサージ師がほとんどです。ところが最近は、日本の医学水準が低すぎるからという理由でセミナー講師を断る海外の先生が増えていると聞きます。海外では当然知っているはずの基本的医学知識を知らずに、アメリカの医学部1年生でも聞かないような低級なことを平気で海外講師に質問するので嫌がるようです。海外講師はもっとも高度なことを質問してほしいのです。 柔道整復師の解剖学などは少なくとも、筋や関節などを施術するにしては簡単すぎます。鍼灸師の解剖学などは臨床とかけ離れすぎています。しかし、そのようなカリキュラムで勉強し国家試験を受けないといけないのが今の現状なのです。 柔整は過剰に開設されています。すでに都市部ではつぶれるところも増えています。これからは単に開業するのではなく、今までのように保険の不正請求で安穏とするのではなく、本当の技術で勝負しないとやっていかないとと思います。また保健あつかいだけではなく、実費で勝負できる内容を習得しないと、将来は見えていると思います。 これは鍼灸にもいえます。ただ刺せばいいというものではない。痛くなければいいというものでもない。治さなければならないのです。治すためにはどうすればいいのか。机上の空論の理論を追い求めるだけでもなく、しっかりと患者さんに向き合える技術と医学知識をしっかりと蓄えて、治療に励んでほしいものです。
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