薬剤師有資格者については、若干の回答がされていますので、補足して書きます。 国家Ⅱ種からは、行政ないし電子からの採用が行われています。 これは、国家公務員試験からの採用は行政区分の合格者から採用が行われていたことと、電子合格者の必要性が高まっていること(薬物収益の没収・追徴や、密売行為の営利性、継続性を立証するためにPCなどの精通者が求められるようになった)があげられます。 公式には、採用面接をパスすればよいことになっていますが、実際にはもっと厳しく、1次試験合格後に行われる官庁訪問の段階で、採用面接候補者が絞られています(ここで駄目評価になると、採用面接を受けられない)。 官庁訪問の段階の面談で、薬物捜査、中毒者対策等に関する意識、志望動機が伝わらないと採用面接に呼ばれませんので、事前に研究しておいてください。 また、麻薬取締官の任用資格(法学士、薬剤師)から、法学部、薬学部出身者が優先され(採用半年で取締官に任用)、その他では、語学精通者なども優先されます(法学士、薬剤師以外の採用者は、実務経験を2年以上積まないと取締官に任用されない)。(学校名はあまり関係ない) 行政区分については、定期採用が行われているのは関東地区だけです。近畿地区は大抵は採用がありますが、東海地区は採用があるとは限りません。他の地区では採用がないのが普通です。そのため、行政から目指すのであれば、関東地区を受験するのが良いでしょう。
なるほど:2
薬剤師国家試験合格者、という段階ですでに学力面での篩にはかかっていますね。そのうえで、あえて試験を面接だけに限っているわけですから、必ずしも、ペーパーテストで点を取れるような学力を要求していないことは明らかです。ですから、大学での成績がよければ問題はないと思いますよ。 麻薬取締官は、長時間の張り込みや尾行、否認する被疑者の取調べ等、肉体的、精神的にきつい業務が非常に多いのですから、それに耐えられるだけの体力や、仕事に対する責任感、人権に関する姿勢、強い正義感などが極めて重要です。これらは、高卒時点での「ペーパーテストで点数をとる技術の大小」とは何らの関係もありません。ですから、少なくとも大学名だけでふるい落とすような事はないでしょう。たとえば面接で甲乙つけがたいような場合は、大学名を見る、ということはあるかもしれませんが。
なるほど:2
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