なぜ外国人は安く雇うの？

Question

なぜ外国人は安く雇うの？よく中国人は安く雇えると聞きますが、例えばコンビニで時給８５０円と募集しているのに外国人は安い時給になるのですか？日本の法律で外国人は日本人より安く雇う事とかあるのでしょうか。その反対で私たち日本人が例えば留学する時アルバイトするとします。（アメリカ以外）その時もその国民より私たちは安い時給で働く事になるのですか？

Answer 1

〉よく中国人は安く雇えると聞きますが
そんなことは無いですよ。日本で正社員として雇用する場合、とくに日本人社員とと比べて安いなんてことはないです。
まあ実際は多少の差をつける企業もあるでしょうが、日本人と比べて激安なんてことにはなりませんよ。
もちろん、中国現地で雇用すれば貨幣価値が違うので日本より安いです。また日本で研修生制度を利用しての雇用であれば安いといえるでしょうね。
〉コンビニで時給８５０円と募集しているのに外国人は安い時給になるのですか？
普通はなりません。最初から「時給応相談」などと曖昧な書き方をしていれば、あれこれ理由をつけて下げるオーナーさんもいるかもしれませんが（苦笑）。
おそらく最近のコンビニバイトに中国人が多いことからこのような誤解が生まれるのでしょうが、中国に限らず外国人は皆さんシビアです。
募集より低い時給を提示なんてしたら、向こうから断ってきます。
コンビニや飲食店のバイトに外国人が多いのは、日本人のバイトが集まらないからですよ。
〉私たち日本人が例えば留学する時・・・・
中国に留学していたので、中国の状況だけ書きます。現地の中国人よりはるかに高い時給です。
それは「日本人である、日本語ネイティブである」という付加価値があるからです。なのでそもそもアルバイト自体が、そういう付加価値が生かせる業種でしか募集されていません。日本食レストランとか、日本語学校の先生とかね。
もし中国人と同じ仕事なら・・・普通は門前払いですが（笑）そういう仮定で・・まあたぶん中国人より安いでしょうね。

結局、外国人が安く雇えるかという質問であれば「公式に定めはないが安く雇用できる要素はある」というのが回答だと思います。外国籍である場合、ビザや生活面の関係上、日本人ほど簡単に仕事をやめられませんし、仕事の選択肢も限られます。なのでこのあたりの足元を見て、普通より安い賃金で雇用することは十分ありえます。「日本語に難がある、日本事情にうとい」ため「能力給」を減らす、という名目で安くすることが可能ですからね。