解決済み
精神保健福祉士を目指すことについて来年から精神保健福祉士の養成施設で学ぶ予定をしています。 本当に自分が向いているのか、その道でやっていけるのかで悩んでいます。 大学では心理学を専攻し、臨床心理士になりたいと思っていましたが、金銭的な事や適性等を考えて断念、卒業後は一般事務職に就きました。 その後精神保健福祉士の資格が創設され、精神障害者の方の生活に役立てる実際的な資格だと感じ、大学を出て10年経ちますが色々考えた結果、働きながら資格取得を目指すことにしました。 そのことを職場の同僚が「○○はやりたいことを見つけたんだね!向いてると思うよ」と励ましてくれたのですが、その言葉で突然不安になりました。 他の人からはそこそこ社交的に見られ、やさしい・人を傷つけない・親身、そういう評価をされることが多い私ですが、実際は「人に嫌われたくない」という思いが人一倍強かったからこその八方美人だという自覚があります。人が好きという気持ちより怖いと思う気持ちの方が勝つことがあったり、気疲れしたり…。 もし自由になりたい仕事が選べるなら、私は精神保健福祉士ではなく、植物園の入口で切符を切る係・鳥類の研究施設の助手・燈台守…そういう仕事に憧れます;あまり人と接しないような仕事ですね… でも母子家庭なので夢みたいなことばかり言ってられなく、現実的な仕事で一番やりたいと思ったのが精神保健福祉士でした。 こんな現実逃避タイプの人間が精神保健福祉士として業務を続けていくことは可能でしょうか? 精保健福祉士として働いている皆さんは、それが世の中のあらゆる仕事のうちで第1志望だったのでしょうか?よければ教えてください。 ちなみに現在すでに作業所のボランティアとして見習いをしています。
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すでに作業所のボランティアをされているなら仕事内容について大体把握されていると想像します。 それほど社交的である必要はありません。自分から営業する必要は全くなく、相談者の方からあなたのもとに来ますので。 私は小さな公立の総合病院の精神科医師(外来のみ)をしてますが、精神保健福祉士もソーシャルワーカーもいないので患者さんに不便をかけてます。 障害年金と障害手帳で等級の判断が微妙に異なったり、年金をもらいやすい病名とか…うっかり患者さんにとって不利益な診断書を提出してしまうと、一生年金をもらえなくなったりするのです(>_<) 純粋に医学的ではない、行政側との微妙なやりとりが必要なんですよ(^_^;) しかも法律はしばしば変わるし… その辺りのうまいやり方を見つけくれるのが精神保健福祉士なんですよ。 もちろん患者さんから無理難題を持ちかけられる事もあるでしょう。医師や看護師には話せない秘密を打ち明けられる事もあるでしょう。 年金や生活保護の相談がいつの間にかカウンセリングの役割を果たしてしまう事も良くあります。 困れば先輩や主治医に相談すればいいのです。 やりがいのある、有意義な仕事だと思いますよ。
なるほど:8
わたしは、第一回でこの資格を取得し、 たくさんの方にこの資格についての現状を お話してきました。 まあ、わたしが受験したときは、全国で7000人 ぐらいしかごうかくしませんでした。というか、 受験者数がすくなったのです。 今日、精神保健福祉士がクローズアップされ、 養成校も多様化し、みなさんがこの資格を取得したい と考えました。 しかし、その一方で、わたしのように、この仕事を やっていましたが、退職するひとが後をたたないのが 現状です。また、この退職した理由もあまり語りたがりません。 というのは、それだけこの資格がもっているものが、現場と 夢(みなさんが思っていた以上に大変ということ)がギャップ があるということなのです。 つまり、相談者が精神を患わっている方です。 ということは、わたしたち相談援助を行うものが常に、自分の 精神状態を常にコンスタントに冷静にもっていくことをしなければ なりません。 また、医師と看護師や作業療法士など他業種との連携をしなければ ならず、その連絡調整に人間関係は必須となるのです。 つまり、その患者さまだけでなく、さまざまな方とのコミュニケーションが 必要となってくるのです。 そこで、わたしもたくさん、社会福祉士になりたい、精神保健福祉士 になりたいという学生さんをたくさんみてきて、いつもおもうことは、 自分がやりたいという夢を高く持つと、いつかきっと、現場にでたとき その夢が崩れることがあるんです。 そういうとき、心のバランスを自分自身で常にとらなくてはいけません。 ですから、例えば、いやなことがあっても、患者さんの前では冷静に対処することができるか。といった。常に冷静さが求められるのです。 現実逃避になることはかまいません。 しかし、どうかプロとしてみていったとき、あなたが担当する患者様に 対して、どうか現実を真摯に向き合い、そのなかで患者さまにとって 一番有利なサービスを提供してあげてほしいとおもいます。 わたしは勉強したらこの資格を得ることはできます。 しかし、一番大切なのは、その資質です。 つまり、常に客観的に冷静かつ行動をはやくやれなければ ならない仕事なのです。 それゆえに、そのギャップに追いつくことができなくて、悩み 苦しみながら退職していくのが現状です。 まずは、ストレスをどうやって対処するか。 また、リラックス方法を確立できるのであればわたしはこの資格を 取得し、ひとりでも多くの患者さまの力になってあげてほしいと おもいます。
なるほど:2
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