解決済み
アメリカの警察系の機関に詳しい方おられますか? 制服警官(DC,NY,LAその他市警と郡警察,州警察,保安官,法執行官等を含む)は日本の警官のような金属製の特殊警棒は使わず、トンファー型木製警棒が主流ですか? 日本では平成4年の制服改正を機に木製警棒は一斉に姿を消して、刃物対策の鍔付き金属製3段式になり、ここ数年の間に強度の見直しを受けて2段式になりましたよね?(警杖は未だ木製、獲捕用のサスマタは金属) アメリカの場合、犯罪者=銃器携行と言っても過言でないくらいだから、刃物対策は特に重視しないのでしょうか?
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統計に基づく考えではなく感想程度ですが、アメリカでは特殊警棒もトンファーも使っているものの、トンファーを見る機会は以前と比べれば減ったのではないかと思います。 どこの制服警官でも常に携帯するのは特殊警棒ですね。 製品を見ると二段伸縮式が多いと思います。 トンファーも相変わらず使われていますが、昔のように腰にぶら下げている場面を見る機会はかなり減った印象です。 パトカーや白バイに備えていることはあるものの、如何せん威圧感が強すぎるので、いつも腰にぶら下げるのは避けられる傾向があるようです。 パトカーだと装備を入れるカバンにつけてトランクへ、白バイだとトンファーホルダー(日本の警察の自転車についていた、警棒入れのようなもの)に収納しておき、降車する時も滅多に持ち歩かないといったやり方にしていることが多いのではと。 逆に威圧することが重要な暴動警戒であれば、あえてトンファーを手に持って警戒に当たることもあります。 今では木製のトンファーはまずないのではと考えます。 殆どがアルミ等の軽金属やポリカーボネート製です。 1991年に、ロス市警の警官がロドニー・キングを殴打した「ロドニー・キング事件」が発生しましたが、これ以降は打撃武器に対する認識は厳しくなっています。 一方で催涙スプレーやテイザー銃(電極が飛ぶスタンガン)が広まったので、銃を使えない状況ではこれらの出番が増えています。 銃犯罪が多いとはいえ全ての犯罪者が銃を携帯しているわけでもなく、また直ちに銃を使えるほど脅威が高いとは限らないので、アメリカの警察官も格闘には備えています。 その為に打撃武器の使い方も習得しており、また柔術や合気道を用いた逮捕術の研究もされています。
アメリカでは質問者様がお書きになったように様々な制服警官(警察機構)があり、 それぞれに独自の思考を持っていますので、日本の様に全て一斉に切り替わる事はありません。 今でも、トンファー型を使った逮捕術や救助法を主流にしている所もあります。 また、木製が割れやすいと苦情が多く出れば予算の関係次第でグラスファイバー製に変わる事もあります。 パトロールカーに乗られる警察官の間では縮まない警棒やトンファー型は邪魔だという声も多く、 伸縮する金属製の警棒(特殊警棒)に切り替わっている所もあります。 また、市街地を徒歩でパトロールする警察官でも、一般市民から警棒が威圧感を感じるとの声が高ければ 特殊警棒に変わる事もあります。(市長選の関係でしょうかね・・・) 犯罪者=銃器携帯という考えは確かに強く、刃物より重要視されていますね。 ですが、警棒=刃物対策という事だけではありませんので今でも場所によっては必須となっています。 また最近では非致死性の武器(テーザー銃等)のを使うほうが、警察官もためらわず使え、事後の精神的なショックも 少ないという事で重視されています。
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