一般的な、国土交通省の管制官への道のりで説明します。 まずは、国家Ⅱ種相当の「航空管制官採用試験」を受験し、採用されることが第一歩です。試験は大学・短大・高専卒程度が対象ですが、年齢条件を満たしていれば高卒や中卒でも受験できます。新卒者に限定していませんので、転職での採用も多いです。 試験の詳細は航空保安大学校のホームページを参考にしてください。 http://www.kouho-dai.ac.jp/examin/index1.html なお、先の回答にある「航空保安大学校学生採用試験」の航空管制科は昨年度で採用を終了しました。 採用試験に合格すると、大阪泉佐野市にある「航空保安大学校」で1年間の研修を受けます。 航空保安大学校は普通の大学とは違い、国土交通省の機関の一つです。このため、採用された時点で国家公務員となり、研修期間中から給与等も支給されます。入学料や授業料などもありません。 保安大学校での研修を修了できれば、全国各地の空港や航空交通管制部に配属されて、訓練を受けることになります。管制官の技能証明は複数あり(例えば、同じ空港でもタワーとレーダーでは別の資格が必要)、訓練を受けながら一つずつ資格を取得していきます。 一般的には、最初の技能証明は現場配属から半年以内に取得し、全ての資格を取得して完全に一人で業務ができるようになるのは配属から数年かかります。
航空管制官になるには、高卒対象の航空保安大学校学生採用試験(国家公務員試験Ⅲ種に相当)を受けて航空保安大学校に入り2年の研修を受けるか、大学、短大、高等専門学校卒対象の航空管制官採用試験(国家公務員試験Ⅱ種に相当)を受けて航空保安大学校で1年間の研修を受ける。試験はまた、視力、聴力等に一定の条件がある。試験内容は、一般教養や英語の筆記試験、英会話、ヒアリングなど。航空管制官採用試験の2008年度の競争率は18.3倍だった。 その後、各地の空港や航空交通管制部に配属され、実地訓練を受けたのち、技能証明を受けて管制業務に就くことになる。だそうです。どちらの試験でも合格者は国家公務員の身分となり学費等は無料で給与や手当てが支給されます。 これで見ると英語力がポイントのようですね。また大学は理工学部が良いようです。
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