物理が好きで好きで、物理の問題をやっていたら食事も睡眠も忘れるほど好きなら、物理学者も向いているでしょう。 もちろん、貧乏するのは覚悟の上ですよ? 博士号をとっても、無職なんてことはざらな世界ですから。 物理を専攻して「学者」になるには大学卒業後も研究室に残るか、大学の教職を目指すか、研究機関に就職することになります。 それによって、収入0か給与が出るか違いがあります。 どちらも、優秀な中でも優秀な人のみしか辿れない狭き門です。 成功してものすごい収入を得る道じたい非常に難しいですが、物理学で大もうけというのは、その中でも難しいと思います。
ものすごい収入・・・・とは、何のことでしょうか?青色LEDの中村修二教授の件のことでも言って居られるのでしょうか?それとも、ノーベル賞の賞金のことでしょうか?それともアメリカの科学者によくあるベンチャー企業のことでしょうか? 一般的に物理学者として身を立てるには、理学部を卒業後に大学院の修士課程・博士課程を修了し、Phd(博士号)の資格を取得してようやくスタートラインにたったことになります。この間最短コースでも、計9から10年はかかります。 その後大学の研究室やその他研究機関に運良く助手のポストでもあれば、何とか人並みの収入を確保してやっていけるでしょう。しかし実際はそのポストも限られているため、Post Doctoral Fellowとして、不安定な立場でポストの空くの待ちながら研究を続けている方が大勢います。しかもこの20年間ほどは大学院の増設・定員増の影響もあり、卒業後に行き先のない方が毎年大量に発生しています。 単に物理学が好きなら、高校の物理の教師か予備校の講師が現実的かもしれません。予備校の講師の場合は、人気が出れば高収入が期待できます。研究職に就きたいのであれば、それなりの覚悟がいります。Phd 取得後でも挫折して去っていく人も多いです。 収入に関してですが、たとえ大学の教授になったとしても給与はたかがしれています。もし印税・講演料とか特許に関する収入でもあれば加算されるでしょうが。予備校で講師のバイトをしている方も大勢います。いつの間にかそちらが本職になってしまう方も多いです。もし高額の収入を期待しているのであれば、現実的に考えて別の職種を検討された方がよろしいです。 相談者は高校生の方でしょうか?いずれの分野でも、研究職で身を立てるのは大変難しいことです。さらに一流の研究業績を残すとなると、特別の才能と努力と運が必要です。よくお考え下さい。
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