私は高校２年生の男子です。将来の夢として”パイロット”をずっと考えてきました。進路は「大学→航空大学校→パイロット」とい…

Question

私は高校２年生の男子です。将来の夢として”パイロット”をずっと考えてきました。進路は「大学→航空大学校→パイロット」という流れがベストだなと思っていました。しかしよくよく調べてみるとパイロットに航空身体検査というものがあり、航空大学校に入学するにはその身体検査基準を満たしていなければならないことに気づきました。私は視力が悪く、コンタクトをしているのですがその屈折率が5.50でこれでは基準を満たしておらず、入学できません。私の中では航空大学校に入学できない＝パイロットになれないという方程式ができあがっています。しかしパイロットの夢は簡単にはあきらめられません。これ以外に民間のパイロットになることは不可能でしょうか？回答よろしくお願いします。

補足

レーザー手術やその他の手術での視力回復は認められていないので・・・。

Answer 1

こんにちわ

現在都内にある大学の法学部に通っている二年生です。私も小学生の頃からパイロットに憧れを抱いていました。ですが、私は小児喘息の既往歴があり、第一種航空身体検査では活動性の呼吸器系疾患を患っている人は不合格になってしまうということを中学生の頃に知りました。同時に、航空身体検査がとても厳しい検査であり、脳波や脈拍に少しでも異常があれば決して合格することの出来ないものであることも判りました。脳波や不整脈は本人の努力で改善することが出来るものではありません。気管支に不安のある、この体でパイロットを一直線に目指すことは失敗する可能性が高いと考えました。そこで高校に進学し、文系理系の進路選択の段階で、私はもうひとつの夢であった警察官を目指しながら航空大学校を受験することに決めました。
私が現在法学部に通っているのにはこういった経緯があります。今年度から航空大学校の受験資格を得ることが出来たので、願書だけは取り寄せましたが、情けないことに、とても学科試験に通りそうもないので受験は来年度以降になりそうです（笑）

ここまで私自身の事ばかり書きましたが、ここから質問に答えさせてもらいたいと思います。まずはとにかく勉強をしてください。仮に視力が回復し、受験資格を手に入れても準備が不十分では試験を受けたところで合格出来ません。簡単に視力を回復させることは出来ないかも知れませんが、諦めずに努力すれば良くなるかも知れません。航空大学校の試験は難関です。そのときのために勉強を一生懸命してください。

７月９日のニュースに、日本初の女性機長がJALに誕生した、というものがありました。今回機長に昇格した藤さんは、身長が155cmしかなく、航空大学校を受験出来なかったため、大学卒業後にアメリカに渡り、操縦士の資格を取得したそうです。帰国後も女性パイロットとしての就職口には恵まれず、それでもあきらめずにJALエクスプレスの操縦士の公募に合格し、11年勤務して、やっと機長になられたのだそうです。彼女は「何万回もくじけそうになった」そうです。彼女のように、何らかの事情で国内でライセンスを取るのが不可能な場合、とてつもなく費用は掛かりますが、渡米して資格を取得するというのが主流のようです。

ですから、本当にパイロットになりたいのであれば、決して諦めないで欲しいと思います。決して諦めることなく、他にも自分の夢を見つけて欲しいと思います。仮にパイロットが駄目でもやりがいのある仕事はたくさんありますし、パイロットになりたい、と思い続けていれば社会人になってからでも挑戦出来ます。現実を受け入れることも大人になるために必要なことであると思います。

最後は少し厳しいことを書きましたが、決して諦めずに頑張って欲しいと思います。中学生の頃、同じように喘息のことを他の掲示板に質問したことを懐かしく思い、回答させていただきました。長文失礼しました。頑張って下さい。

Answer 2

JAL、ANAの自社養成は無理だと思いますが、航空身体検査基準の第１種は満足しているようですので、グループ会社（JEX、J-AIR、ANK等）の自社養成を受ける方法。又は自費でライセンスを取得してコミューターエアラインに応募する方法。又は操縦士養成課程を持った私大（東海大、桜美林、崇城大等）に進学し、ライセンスを取得し、航空会社に就職する方法があります。（この場合も大手のJAL、ANAは現時点では無理でしょうが...）

採用条件は各航空会社のHPに載っていますので、自分で調べて、検討して見て下さい。

Answer 3

レーザー治療すれば？