今のままでは、衰退していくと思います。 それは、物的需要が飽和しているからです。ALWAYSなどの映画を見れば分かるように、戦後間もなくの日本は、物的豊かさを求めて、働き続けました。それを可能にしたのも、裕福になりたいという欠乏に満ち溢れていたからです。こうした欠乏に応えていたのが、電化製品(三種の神器)でした。 それが70年代になると、三種の神器も全世帯に普及し、人々の物的需要が衰退していきます。その証拠として、この頃から銀行への貯蓄額が増え始めます。その後、売れた家電製品といっても、携帯電話くらいしかありません。こうした皆に欲しいと思わせる製品が登場し続けない限り、確実に物的生産業は衰退していきます。従って、それを流通させる産業も並行して衰退していくでしょう。 一方、今後伸びしろがあるのは、教育やコンサルタントなどの意識を生産する産業です。先行きの不透明な時代に対する明確な答えを求める意識が高まっています。少子化などが叫ばれている中で、子供一人あたりにかける教育費は上昇するばかりです。 ですから「今後景気の良くなる業界はどこか?」という問いに対しては、意識を生産する産業だと思われます。
なるほど:2
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