解決済み
メーカー研究職の方。 自分は今メーカー研究職5年目の28歳です。最近会社の風土に疑問を感じています。研究職といえど、部下が3人いるため自分は実験せずにプレゼン資料を作ったり、部下の仕事内容を考えたりすることが自分の仕事です。そのためかなり幅広い知識が必要です。上司への報告は部内発表会が月1であるため、そこで指導を受けます。進捗がないようなら、テーマが全く無知のものに変わることもよくあります。このような仕事内容は普通なのでしょうか?他で働いたことがないので、どのようなスタイルが一般的なのか知りたいです。
ありがとうございます。私は自動車触媒の研究をしていましたが、2ヶ月前から何の知識もない電池をやること…。5社と共同研究をしているのですが、打ち合わせは副本部長と一緒にでてプレゼンは私がやります。他社はプロで役員クラスのため、厳しいツッコミを受けてしまいます。会社的にかなり重要なテーマなはずなのになぜ何の知識もない自分が…。と何度も思い、ストレスがたまって転職を考えるようになりました。
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既に定年退職してますが現役時代はメーカーの研究職でした。勤めていた会社の役職は、主任→係長→課長→次長→部長→本部長(研究所長)でした。主任で3~5人の部下、係長で5~10人の部下ですので質問者さんの今の立場は主任クラスにあたります。しかし、主任クラスでは部下の面倒を見るだけと言うことは無く自ら実験もします。係長になると殆ど全ての人がディスクワークだけやってましたが、私はそのスタイルが嫌で自ら現場で実験もやってました。特異な存在でしたがディスクワークもちゃんとやっていたので別にとやかく言われることは有りませんでした。その代わりに夜遅くまで仕事してましたけど・・・。さすがに課長以上になった時代は自分で実験は出来なくなりました。また、部内発表会が月一度は良く似てます。進捗が無く成果が見込めないようならテーマを変更させられることも当然ありました。しかし、全く無知のものに変ることは有りませんでした。何故ならテーマは上司から与えられるのではなく自分で考えて提案することになっていたからです。勿論、上司からヒントや助言はありますが・・。従い、現在やっているテーマだけでなく次のテーマの候補も常に考えて準備してました。そうしないと仕事が無くなり飯の食い上げになるからです。また、現在進行中のテーマが中止に追い込まれそうな時は部内発表会のプレゼンに工夫を凝らしたり上司を説得して続けて出来るようにしてました。勿論、そのテーマが会社にとって有益であると自分が信じている時ですけど・・。 以上述べたように私が勤めていたところと質問者さんのところは似た部分が多いです。特に、研究は長期間かかるものが多いので成果が見込めないと判断されたら中止させられるのは営利を追う企業の研究部門としては普通だと思います。しかし、その中でも自分の工夫ややり方で如何様にも出来る余地はあると思います。私も中止に追い込まれそうになったテーマを粘って続けて成功し、論文を国内外の学会に発表し学会及び国からも表彰を受けた経験があります。このテーマは私が係長時代にやったものですが自らも実験して結果を得てまとめた物です。質問者さんも色々疑問や不満もあり、また大変なことも有るでしょうが自ら道を開いて下さい。 補足への回答 自社だけでなく他社との共同研究でしかも相手がプロとなると大変ですね~、お察しします。しかし、そのような他社も交えた重要な研究を担当させられると言うことは質問者さんが高く評価されている証でもあります。例え電池の知識が無くても貴方なら何とかしてくれると思われたものと思います。御社には電池を手がけた人はいらっしゃらないのでしょうか??おられるのなら益々です。また、私のことで恐縮ですしこれを書くとどんな会社に勤めていたかが想像できるので・・・ですが、私は元々は化学分析が専門で入社してからかなりの期間は材料の分析をやっていましたが、自動車排気ガスが問題となり排気ガスの分析を手がけるようになり、その内にエンジンそのものをやりたくなり分析技術を生かしたエンジンの研究をやりました。先に記した発表や表彰はその成果によるものです。しかし、御社ではどうか知りませんが私の勤めていた会社では大きな成果を上げた場合、その後もそればかりやっているとあいつはあれしか出来ないと寧ろ評価が下がってしまうと言う風土でした。そこで当時車の電子化が進んでいたことからセンサーの研究を並行して始めました。ここまではセンサーと言えども分析技術に関係するので良かったのですが、丁度その頃に会社としても電子化に対応するために電子回路や半導体の研究開発も手がけるべきと言うことになり、誰もやったことがない分野で専門家がいないのでお前がやれと命令が下りました。さすがの私もこれには驚きましたが結局引き受けてやることになりました。質問者さんと同じく全く知識の無い分野であり、しかも我社単独ではできないのでこれも同様に専門メーカーとの共同開発です。他社との打ち合わせのときなど本当に冷や汗物ですし多額の投資もしているので夜もプレッシャーで寝れないことが何日もありました。しかし、なんとかやりとげることが出来ました。会社での私のその後の道も開けたし、今となっては本当に良い経験をさせて貰ったと思っています。質問者さんには何の慰めにもならないかも知れませんが社会の先輩にも同じような思いをした奴がいることを知っていただきたいと思います。私はやるに当って知識がないのですから当面は深く掘り下げようと思っても無理なので広く浅く知識を得るようにしました。質問者さんの場合、触媒をやっておられたとのことですから電池も私が半導体や電子回路やるより余ほど近いと言ったら怒りますかねぇ~。転職を考えられるのも一つの道ですが、ここが人生の踏ん張りどころと思われるのも一つの道と思います。
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