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会計士か税理士か。 私は26才高卒、妻・子2人の建設関係の営業マンです。 今の会社に不満は無いのですが、将来性を…

会計士か税理士か。 私は26才高卒、妻・子2人の建設関係の営業マンです。 今の会社に不満は無いのですが、将来性を考え、1年程前から会計士にチャレンジしたいと考えるようになりました。 そこで、平日夜と土曜日にアルバイトをして専門学校の費用を貯めました。 しかし、今になって会計士になっても自分の学歴では就職が難しい事や働きながらの取得は不可能に近い事などから、周りから税理士を勧められています。 税理士なら働きながら1科目ずつ取得できるのが勧める一番の理由のようです。 私自信、企業監査をしたいのでどちらでも構いませんが、漠然と会計士を目指したいと考えていました。 ただ税理士になるには自分には受験資格がありません。 そこで皆様にいくつかご質問させて頂きますがその前に条件を書かせて頂きます。 ①家庭があるので仕事を辞めて勉強専念はできません。 ②勉強時間は仕事の都合上、平日2時間、土曜・祝日4時間で日曜は休みが精一杯です。 ③取得までの期間は取れるまで(さすがに40過ぎると諦めます)。 以上の条件で質問ですが、 ①会計士を取得するか、簿記1級(全経上級)→税理士なら難易度はどちらが高いか。 ②回答者様の主観で上記条件ならどちらがよいと考えるか。 以上をご回答願います。 また、「上記条件なら今から取得したら○○才位になるからその年で監査法人就職は無理。よって税理士。」のようなアドバイスもお願いします。 最後に自分は、簿記の知識無し、学生時代の偏差値は55程度だったと思います。

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    税理士試験科目合格(簿・財)及び日商簿記検定1級合格者です。 私の存じ上げる範囲における公認会計士及び税理士に関する合格後の現状及び今後の試験制度の観点から回答させて頂きたく存じます。 1.公認会計士 (1)合格後の現状 公認会計士の受験資格等を緩和して人員を増加させた所に世界的不況が重なり、昨年は二次試験合格者のうち700名以上が監査法人に就職出来ないまま越年し、それに加えて一昨年の未就職者200名以上が加わり、現状1,000名近い合格者が二次試験合格後に監査法人に就職出来ていない状態です。特に大手監査法人の採用は殆どが学生合格者で、既卒者でもせいぜい25歳未満でないと採用されていない様です。それ以上の年齢の合格者は社会人経験者で前職で特殊なスキルを身に付けていらっしゃる様な方(但し、前職の経験は待遇面には反映されないそうです。)がごく少数となっている様です。 (2)今後の試験制度 上記の様な公認会計士試験合格者の就職難を主たる議題とする「公認会計士制度に関する懇談会」が昨年12月より概ね月1回の割合で開催されてその中で下記の様な事が話し合われ、6月には何らかの結論が出される予定となっているそうです。 ①受験資格の見直し→一旦は撤廃されました受験資格ですが、受験資格を大卒程度に戻す事が検討されている様です。 ②受験システムの変更→現在の短答式試験・論述式試験に合格した所で監査業務を行わない会計専門家としての「会計プロフェッション資格(監査業務を必要としない一般企業就職向け)」、その後の口述試験等に合格で監査業務を行う「監査ライセンス資格(監査法人就職向け)」を付与する二段階方式案等が検討されている様です。 上記の点から考察致しますに、年齢的、学習時間的、また現時点で簿記に関して全くの白紙状態という事ですとかなり厳しく、かつ受験資格の見直しが実現しますと恐らく貴方の場合旧公認会計士試験の様に一次試験(一般教養の様な内容)を課される事になるのではないかと存じます。 2.税理士 (1)合格後の現状 税理士試験の合格者(5科目合格者)は例年概ね1,000名前後でございますが、税理士業界は税理士人口の6割近くが無試験で税理士になれる「国税庁等省庁の定年退職OB(言わば形を変えた天下り)」で占められております。また税理士人口は既に飽和状態にあり、特に新規の開業税理士は新規開拓の営業力の方が肝心だったりしますので、新規開拓が上手くいかず食いっぱぐれて事務所を畳む税理士の方も少なくありません。また、科目合格者の状態ですと税理士事務所に勤めたとしても、恐らく給与等の条件は現状より下がる事はあっても上がる事はまずないかと存じます(ちなみに税理士の資格では監査業務は出来ません。)。 (2)今後の試験制度 税理士試験の試験制度に関しましては平成23年(来年)に改正される予定になっておりますが、現在におきましてもまだ討議中かつたたき台を作成している様な段階ですので具体的な確定事項は何もございません。ですので結果的に小幅な改正に留まる可能性も十二分にございますので今後の動向に要注目かと存じます。 ①受験資格の撤廃 ②受験科目の整理(現在→簿・財・法・所・相・消・酒・固・住・事・国徴/将来→前述の酒・固・住・事・国徴あたりを廃止して代わりに民法・会社法等を加える) ③受験システムの変更{現在の公認会計士試験の様に科目合格制から一括合格制にする代わりに各科目の難易度を下げる。また、一次試験(マークシート方式)と二次試験(論文試験で法規集持込可)に分ける等。}etc. 上記の点から考察致しますに、二者択一で申し上げれば公認会計士よりは若干マシかなという感はございますが(特に受験資格の撤廃が実現しますとより多少有利かと存じますが)、やはり現時点で簿記に関して全くの白紙状態という事がかなりネックになるかと存じます(制度が変わろうとも簿財の学習内容についていくには最低限日商簿記2級の内容を理解した上で合格するレベルでないと難しいかと存じます。また、5科目合格までの平均年数は7~8年です。)。 いずれにせよ正直に申し上げればご質問を拝読させて頂いた限りではサムライ業(所謂「~士」という職業)に夢を見過ぎている感がございます。もし貴方が現時点で最低限簿記2級保持者であればどちらが良いかという事も考える余地はあるかと存じますが、現時点で全くの白紙状態という事ですので、かなり申し上げにくいのですが、どちらもハードルの高さ的にお勧め出来かねます(資格が取れなかった時のリスクが高過ぎるかと存じます。)。 それでもという事でしたら取り敢えず現状の条件で最低限日商簿記2級まで合格してみて、ご自身の環境や能力的にそれより上の資格を目指す気持ちを維持出来るかどうか、その時点で判断してみるのも一考に値するかと存じます。 長文にて失礼致しました。ご参考になりましたら幸いに存じます。

    2人が参考になると回答しました

  • こんにちは。 勉強時間からいっても会計士の合格レベルに達するのは無理、そして合格しても監査法人への就職は限りなく難しいでしょう。貴方が思っていることです。周りが税理士を勧めるのもその理由からでしょう。誰に聞いても、その回答しかありません。 税理士は、1科目づつできるということですが、その勉強時間は少なすぎます。1科目でもです。平日は2時間でもいいですが、土日はその倍はしないと満足な勉強はできません。 私もそうですが、仕事を辞めて専念するというのは自分のプレッシャーを与えるものです。そのプレッシャーをいい方に考えて、「やらなければないない」という強い意志を持って勉強することができます。 家族の協力無しでは、合格はかちとれません。子供がいてもです。1年限定でもいいのです。1年間死ぬ気で勉強してから、会計事務所に就職して、勉強を続けるのです。 生半可の気持では、日商一級が限度です。 根本から考え方を見直して下さい。

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