解決済み
日商PC検定とMOS Microsoft office specialistのどちらかの資格を取ろうと思うのですが、 どちらの方が仕事、評価に役立つと思いますか?求められるものは違うとは思いますが、ふたつの違いなども合わせて教えていただけると嬉しいです。
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MOSはすでに完成に近いファイルが表示されて、「このファイルに○○という編集を加えなさい。」という小問題が1つの問題(ファイル)につき2,3問出て、「次へ」ボタンをクリックすると全く違う、やはり完成に近いファイルが表示されて「このファイルに…」という小問題が2,3問出る…という感じで試験が進み、問題数(ファイル数)が25~35問程度です。 イメージとしては、かつて作られた資料などが会社に蓄積されていて、「これをもっとこうして」「これはこういう風に変えて」と上司から次々に指示が出たものを、テキパキと編集できるか?という感じの試験です。 日商PC検定 文書作成は与えられた情報を決まった書式に当てはめる形で文書を実際に作成し、日商PC検定 データ活用は与えられたファイルにあるデータを分析して問題にある結論を導き出すという形式の試験です。 イメージとしては、上司から「会議に出席して、議事録(すでにフォーマットがある)を作成して」とか「○○くんが交通事故にあったらしいから、状況を聞いて事故状況報告書(すでにフォーマットがある)を作成して」とかというのが文書作成、「昨年の売り上げデータがあるから、このデータからどこの売り場がどの季節によく売り上げているかを調べてみて」とか「どの売り場がどういう世代に人気があるのかを分析してみて」とか言われた感じで関数やピボットテーブルなどを駆使してデータを分析するのがデータ活用と言う感じです。 MOS試験の学習をすることで、WordやExcelの様々な機能を覚えることができます。しかし、この試験対策だけでは自分で考えてファイルを作ると言う訓練ができていない為に、せっかく覚えたWordやExcelの機能を実務でうまく活用できない人も少なくありません。 日商PC検定の学習をすることで、実際に職場ではどのようにWordやExcelを使っているのかを知ることと、それに対応できる訓練をすることができます。しかし、この試験対策テキストだけではWordやExcelの様々な機能についての説明が不足している為に、効率のよいWord、Excelの使い方を覚えることができず、試験本番で処理に時間がかかって時間内に解答を導き出せなかったとか、実務で効率の悪い方法で処理していたなんてことにならないとも限りません。 試験の知名度が高いのはMOSです。 「Microsoft Office Specialist」という名前を見ると、仮に検定試験のことを全く知らない人でも「WordやExcelを作ったMicrosoftが、そのスキルを証明してくれている」ということが分かります。 しかし、MOSのことをよく知っている人は、MOSに合格していても実務に活かせない人が多いことも知っています。 日商PC検定の知名度はまだまだそれほど高くありません。 試験名にWordやExcelと言う名前が出てこないところも押しの弱いところです。 しかし、この試験のことを知っている人は、同時に、この試験の方がMOSよりも実務に即していることも知っています。 ということで、どちらが評価されるかは微妙です。 実務に役立たせることを考えると、MOSの学習をしてWordやExcelの様々な機能を覚え、日商PC検定の学習時に覚えて機能をフルに活用して効率よく実務に即した文書作成やデータ分析を行う、というのが理想的だと思っています。 両方の試験を受ける必要はないと思いますが。
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