昭和４０年代まで歌にも歌われ都会の風景の一部だったが今は廃れた「靴磨き」業。なぜああいう仕事が流行ったのか良く納得できま…

Question

昭和４０年代まで歌にも歌われ都会の風景の一部だったが今は廃れた「靴磨き」業。なぜああいう仕事が流行ったのか良く納得できません。貧しい時代なのに靴を磨かせ金を払うと違和感ですが・・

Answer 1

21世紀に入っても東京駅前あたりには靴磨きが数人並んでいたものですが、まだあるようです。時間帯によりますが意外に客がいます。高さの関係で目が合うことはまずありませんので店というより靴磨き機械の感覚です。感覚の問題ですが人目が気になって道端の靴磨きを使えないという人は少なくないようです。定番の風景で新聞を読みながらというのがあり、お金というより時間の余裕がなくなってきた影響はないとは言い切れません。

靴磨きは道具が安いため海外の都市では孤児などまともに稼げるような仕事に就けない子供の定番の仕事のひとつで、安いのに加え福祉や情報収集目的もかねて金持ちが使っていたようです。車が増えたため窓拭きなどに変わっている部分はあります。これとは別に靴磨きの仕事はまだ残っており、ショッピングセンターなどにある靴の修理屋でやってくれます。道具が売られているため自分で磨けないこともないのですが、状態がひどい場合は本職の方がきちんと磨いてくれます。革靴の専門店でも店員によってはできる場合があります。

Answer 2

その頃の革靴は非常に高価でした。靴を磨く事によって耐水性や強度を増し、かかとの補修等も行い、結果的に長持ちしたからです。

Answer 3

経済成長の真っ只中で物を大事にする風潮も多く。
1足の靴を大切に履き古すビジネスマンが町中を闊歩している世の中だから流行したんですよ。
今の贅沢な世の中と価値観そのものが異なります。