解決済み
ISO審査員についての質問です。ISOの審査員は現在どれくらい市場価値があるのでしょうか。 研修も1週間程度、費用も個人負担では30万弱ほどかかり、それなりの効果を 期待してしまいます。 (例えば転職に有利とか) ISOにも種類はあり、9001や14001、27001(ISMS)など検討しているのですが 就業中は連続して会社をお休みするのも大変なため、迷いもあります。 また、研修後の試験に合格しても「審査員補」留まりなため、 実務経験を積むことも条件になる点が気に掛かっています。 (現業ではISOの審査業務に携われることはないため) 仕事の幅を広げたいのですが、この審査員資格には実質どのような可能性が あるでしょうか。
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ISOには品質9001、環境14001、情報セキュリティ27001、食品安全22000...多種多様なものが出ています。 しかし、現実には数万単位の企業が取得している9001、14001は、新規取得は頭打ちです。 新規規格の取得件数は数百単位です。 つまり、審査員資格を持っていても、審査実務を得られる機会が減少しているのが現実です。 日本には、ISOの審査機関が70社ほどあると言われていますが、案件の減少で、審査費用の価格競争も起きています。そんなに大きな差は無いはずなのですが、中には他社より大幅に安い金額で請け負うところもあるようです。 この場合、どこでコストを吸収するかと言えば、はっきり言って審査員のフィーでしょう。 ISO9001、14001の取得企業が急増した10年前ほどから審査員も急増しました。 ですから、資格だけ持っていても、収入的なメリットは簡単には得られないでしょう。 また、ISOを取得する企業も減っているので、転職に有利という面も薄れていると思います。 但し、ISO審査員は、一般的には、企業在籍時の経験を生かして取得し、定年前後に独立して審査員かコンサルで稼ぐと言うパターンが多いようです。年齢的に、5年10年単位で考えると、早晩ベテランの方が引退されることもありますので、まったく需要が無いとは言えません。 これを裏返して考えると、ISO審査員資格は、定年後の可能性が考えられます。 それにしても、審査機関やコンサルとコネが無いと、案件は回ってきません。資格取得と共に、審査機関やコンサルとの人脈形成も重要でしょう。
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