一口に公務員といっても、さまざまな職種があり、 各種省庁の国家公務員と地方自治体所属の地方公務員に分けられます。 そして、警察官、消防士、自衛官、病院なども公立と名の付くところは 全て公務員になります。学校の先生も公立学校の教師なら公務員です。 日本は最大の官僚(公務員)国家などといわれたりしています。 また、公務員などは無産者階級(ブルジョワ)とかいうそうです。 ですから、働いて物を生産するのではなく、国民・住民に奉仕する事 (サービス)によって国民が納めた税金から給与を貰って生活するのです。 だから公務員の事を別名(公僕)と言ったりします。 仕事は所属する公的機関に法律で負わされている義務に従って働きます。 しかし本来の目的は、国民、都道府県民、市町村民の生活を良くしたり 守ったりする事が基本的な本来の目的なのですが、近代日本誕生の 明治以来の因習?のようなもの?で成り立っている公務員の姿勢は、この国民 等のためと言うよりも、本来の立場を忘れてしまったかのような、 全く逆の立場の雰囲気の内に日常の業務が行われており、こうした 自己優先、自己本位で自己防衛の保守傾向が少なからずさまざまな問題を 引き起こしてきたとされます。特にその中でもマスコミで報道されているように いわゆる高級官僚(省庁)の問題が目立ちます。 都知事も言われたことがありますが、「公務員には三つのズ」がある。 他に「月給泥棒」とか、仕事は「後手後手に回る」とか、「小人閑居して 不全をなす」などと色々な事がいわれます。 どうしてこのような状態にあるかと言うと、大前提の国民などへの奉仕が 忘れ去られて、なるべく自己に都合の良い、法律と言う建前で行う仕事を 優先してしまう等に拠ると思われます。それが昔から蔓延していて 習慣化した当たり前の常識になっていて、一度この世界に踏み込むと、 認識するまもなく、あるいは意志と関係なく、それに染まらざるを得ない 状況等があると思われます。 これをある社会学の教授は 「会社でいえば発達して出来上がってしまった衰退期の環境」といって おります。 ですから公務員を否定すると言うものでは有りませんが、古典において その昔から、いわれている「すさまじきものは宮仕え」と言う言葉を引用 して当て嵌める人も居るくらいです。 すさまじきとは、当の公務員から見たと言うよりは、第三者から見た場合 の事だと思います。 なぜなら、公務員は国民などに奉仕すると言う特異な職業のため、 制度で手厚く保護されていて、金銭的な面などで、最低不自由なく生活で きる様になっているからです。このため金銭や失業の心配はありません。 仕事で扱う金銭も自分の細々としたものでない全て税金からの公のもので すから、仕事での金銭感覚は甘くなりがちです。役所主導の事業は失敗し 易いと言われてます。実際赤字になることが多いです。 今まで述べてきた事を平たく言えば、、 公務員と言う、本来は国民などのためを最優先しなければならないという 立場にありながら、その特殊な環境にあるために、外部からわかりにくく、 外部から干渉される事も少なく、いつの間にか組織全体が、自己保存に働き 自分たちの都合で仕事をしている自己ちゅーてきな存在と言えるかもし れません。 ここの中で述べてきましたように、 ●で、公務員にも、形の上では民間の仕事と同様なものもたくさんあり、 多様ですから、一口では言えませんので、あえて言うならば、、 所属する組織に当て嵌められた法律の義務によって仕事をすると言う事の ようです。 ★個人としての職業としては、法律で手厚く保護されていて、刑法犯のよ うな犯罪を起こさない限り、今の今まで、一旦公務員になってしまえば、 仕事が出来等に関係なく、自動的に昇給したりして、安定してます。 毎日通っていれば、安穏に暮らしてゆけます。それでこんな楽な仕事は他に 無いといわれたりしています。 ゆえに前に出ました「さんズ」とは 1.休まず 2.遅れず(遅刻しない) 3.働かず と言われたりするようです。 実際公務員の仕事量を民間に例えると、3.5人分の一の量だそうです。 これさえ守っていれば、仕事の出来に関係なく、勤め上げて、 今でも民間ではそれ程保障されていない、各種手当て、不況になっても それ程変わらない比率のボーナス(公務員がボーナス???)と有利な退職金と 年金等がもらえて、建前上も一応立派な人ですみたいに扱われて一生楽に 過ごせるわけです。 ああっ つくズク、「すさまじきものは宮仕え」!! とのあくまで私の感想です。公務員を否定すると言うものでは有りません。
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