教えて!しごとの先生
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高2の普通科に通う女子です。私はどうしてもパティシエールになりたいです。

高2の普通科に通う女子です。私はどうしてもパティシエールになりたいです。きっかけは単純で…近所の洋菓子店のロールケーキを食べた時感動して、自分も作ってみたいと思い簡単なものから作り始め、満足いかなくて上手くなりたいと思うようになって、今洋菓子を習い勉強しています。 本当にパティシエールになりたいのですが、大学に行きたい気持ちもあるのです。(家から近い理系大学) そこで、大学で勉強もしながら憧れの近所の洋菓子店か、ホテルオークラでアルバイトをしながら目指そうと考えたのです。 けれどそんな考え甘いかな、って正直不安です。専門学校に行ったからといって有名なパティシエールになれるという訳ではないのは分かっていますが… それと、女性の私が一流のパティシエールを目指すという事をどう思うか聞きたいです。 今女性が多くなっているにも関わらず有名パティシエはやはり男性が多いという点が少し気になりました。 今体力をつけたくてバドミントンもずっと真剣に続け、筋トレもしています。しかし女性では限界があるのでしょうか? 文章力が無さ過ぎてまとまりがありませんが、一番気になるのはこの二つです。 1) 専門学校に行かず、大学に行きながら憧れの洋菓子店でアルバイトするという考えは甘いでしょうか。 2) 女性で自分のお店を持つパティシエールを目指すのはどのように大変なのでしょうか。 本当に文章力が無くて恥ずかしいです…。 ご返答頂けたらうれしいです。

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    都内でフレンチのシェフをしております。 私は都内の四大を卒業後、そのまま学生時代にバイトで働いていたフレンチレストランの社員となり、日本、フランスの修行経験を経て現在に至ります。私は質問者様とは異なり正直最初フレンチの世界に憧れてバイトを始めた訳ではなく、単純に成り行きでした。それまではフレンチの料理人になりたかった訳でもありませんでした。当時は弁護士を目指していました。 ただ恐らく性に合っていたのでしょうね、物を作る人の姿勢、考えに影響され憧れて、気づいたらその世界にはまっていて今現在に至ります。 質問者様は今高校生との事、その年齢で将来の目的が明確なのは素晴らしいと思いますし、目的に至る途中の不安要素を考える姿勢は尊敬に値します。 順番にお答えします。参考程度に聞き留めて頂ければ幸いです。 まず(1)ですが大学に行きながらアルバイトというのは別に甘くはないと思います。一昔前と違って大卒のキュイジニエール、パティシエールの方は珍しく有りません。色々な世界を見た上で将来の人生設計はされるべきだとも思います。大学で学んだ事の中からパティスリの仕事で役に立つ事も多いと思います。菓子を作るだけでなく、菓子の販売をバイトで経験するだけでも客商売の上で学ぶべき所は多いと思います。 私は法学部出身でした、大学で学んだ知識は一見料理人には不必要と思いましたが管理職になってから人事、店舗管理運営、衛生管理、商法令等々で意外に法律、法令の知識が役立つ事に気づいた時も有ります。すぐに直結するかは別として、人生経験して無駄な事は無いと思います。仕事の上でも大卒後に一から修行を始めても特に問題は無いと思います。ただ大卒後すぐに修行を開始しても年齢は22前後です。その場合同世代は必然的に3〜4年の経験のある先輩、上司になります。年齢は同じでも仕事上は下の立場になるのでそこは我慢するしかありません。 (2)女性が店を持つまでになるには大変か?という質問ですが、これは性別に関係無く男性でも大変です。これは正直資金的な問題もあるので、性別はあまり関係ないと思います。 それより重要なのは質問者様のご懸念通り現在日本の所謂トップパティシエ、キュイジニエは殆ど男性である事実とその理由です。何故女性が少ないのか?理由はやはり一番は体力的な問題です。質問者様が想像する以上に飲食の世界は体力的に過酷です。仕事の体力とスポーツの体力はやはり異なります。半日以上暑い職場で立ちっ放しの仕事です。メディアで登場するような華やかな世界では決してありません。以前に比べて随分法整備も進み、働きやすくなったとは言えやはり職人の世界ですから生半可な考えではすぐに心くじけると思いますし、想いの強い方でも相当に悩むとは思います。 それ以外でも金銭的待遇に対する不満から退職する女性スタッフは多いです。特に女性の場合、自分が低い賃金で長時間地味に働いている中、同世代のOLの女性はそれなりの給料で華やかに遊んでいる現実のギャップに納得がいかずに辞めていくケースが非常に多いです。 自分の経験では料理の世界の場合、大体2〜3年を目処に大半の女性が飲食の世界から足を洗っています。知り合いのパティシエシェフの話では製菓だと4〜5年がひとつのピークと言う事です。退職理由は女性の場合、一番はやはり体力的な問題、二番目は結婚です。結婚してから敢えて過酷な世界に戻ろうという方は極僅かなので女性の場合、結婚=引退というのがその公式の様な感じがします。 女性と男性では料理、菓子を作る基本の才能、センスは私は絶対女性の方が優れていると思いますが女性の場合その才能を開花させるだけの技術修得の前に自ら幕を引いてしまうので、結果基本才能やセンスが劣ってもその仕事を続けた男性の方がその道のプロとして残る、それだけの事だと思います。日本を代表する飲食人に男性が多いのは女性が辞めて行く現実の上で、結果男性しか残らなかった事実の上での話だと思います。つまり体力的に上手く調整して継続さえすれば女性の方でも「トップ」と言われる立場になる可能性は十分有ると言う事です。 どんな仕事でも同じだと思いますが物事を始めるのは簡単ですが大変なのはそれを継続することです。「継続は力」と言うでしょう?継続さえしていればどんな人間でもその性別に関係なく、時間的な差は有れどその道を極める事は可能だと思います。飲食業は悩む事は多いですが実り多き世界です。私はこの道に入って良かったと思いますし、自分の仕事に誇りを持っています。願わくば飲食業界の先輩として質問者様もパティシエールとして大成される事を願います。頑張って下さい。

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