経営の仕事について

Question

経営の仕事について自分は、経営について結構興味があって大学もその道で行こうと考えています。
別に経営を学んで会社を作ろうとは考えていません。
それで、大学卒業後どの仕事に就けばいいか悩んでいます。
でも、経営はどの分野でも必要とされるので、応用がきくと思います。
これは、自分の好きなこと興味のあることです。
①サッカー(スポーツ)が好き
②音楽が好き
③経済や金融に興味がある。
それぞれ経営のことを学んで、どんな仕事があるのか教えてください。

あと、経営学部と経済学部はどのような違いがあるんでしょうか。

Answer 1

どんな仕事って、そりゃ色々ありますよ。
例えば音楽業界にどんな会社があって、その中で経営を学んだ人はどういう仕事をするかというようなことを聞いているんでしょうか？
これから学部を選ぶっていうと、高校生さんですかね。

まず経営学部と経済学部の違いを書きます。

経営は英語でいうところのビジネスで、金儲けを学びます。
経営資源(人、物、金)の管理や、市場の分析をし、
経営戦略を立てて、儲けるための意思決定手法を学ぶところです。
自社の強みはこうであるから、こういう商品をこういう組織によって人を動かし、このように販売する、等です。

経済では、語弊を恐れず書けば、金の流れを学びます。
交換や分配のメカニズムを知り、将来の経済全体の動きを予測し、政府や会社も個々に対策を立てます。
需要が大きく、供給が少ないと、価格は上がる、等です。

さて、ここから仕事の話ですが、文系の人はだいたい最初はどこの会社に入っても営業に入ることが多いです。
会社の生産部門が作った商品を、売る仕事です。
経営を勉強したから、急に経営戦略を決定する人になるわけでもなく、
経済を学んだから、市場分析に徹する人になるわけではありません。
サッカーでいうと経営を学ぶと、監督の戦略方針がよく分かる選手になれて、
経済を学ぶと、状況がよく判断できる選手になれるといったところでしょうか。

どの仕事に就けばいいかというのは、何がしたいかによります。
何がしたいんでしょう？
サッカーも選手だけでやっているわけではありません。
ライターもいればカメラマンもコーチもいますし、スタジアムの建設に銀行も融資をしていますし、ミュージシャンも来ます、
宣伝もしていますし、色んな生業の方が絡んでいます。
それはこれから、自分の専門分野はもちろんそうですが、色々な事を経験して知って下さい。
だんだん自分のしたい事が見えてきます。